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生活 / 病院 56件

しっかりとした事前準備で思いがけない体調不良にも立ち向かいましょう

なっつん(神戸大学/ 石川県立金沢泉丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ライデン大学
  • オランダ
  • ライデン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は留学中、風邪と怪我で病院へ行きました。体調が悪いなと思っても一晩寝ればだいたい治ることから健康には自信がありましたが、留学中に風邪を引いた1週間ほどは体調不良で動けず、病院へ行ったほうがいいと思い、現地に長くお住まいの日本人に町医者を紹介してもらいました。怪我はもともとは軽度でしたが、湿布の副作用で足が腫れ、最終的には松葉杖を利用するほどになってしまいました。 自分の体の特性はあらかじめ理解してできるだけ日本で慣れ親しんだ薬をもっていくこと、病院へ行かなければならないときのために現地の病院のシステムや症状を説明するための最低限の表現を確認しておくこと、無理して悪化する前に「海外の病院へ行くことも留学中のいい経験のひとつだ」と思って病院へ行くことをおすすめします。

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イギリスで病気になったら…

ミズキ(奈良県立大学/ 奈良学園高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Concorde International/Adult Education Centre
  • イギリス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私はイギリスで軽い胃腸炎になりました。その際、病院に行きたいとホストマザーに相談したところ、「まずは薬剤師のところに行きなさい。病院に行くべきか行かないべきかを判断してくれるから、もし行きなさいと言われたら学校のスタッフに頼んで手続きをしてから、診察予約をしなきゃいけないよ。」と言われました。私はその際嘔吐感が強く熱も高かったのですが自力で薬局まで行き、そこで薬を買い言われた通りの食事をしました。日本とは異なった治し方だったためか完全に回復するまで2週間はかかりました。 留学前に、日本であらゆる病気に備えた薬と、胃腸にやさしい消化のよさそうなインスタントの和食(お粥のようなもの)をご準備されることをお勧めします。

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保健センターでの予防接種

ねーさん(京都工芸繊維大学大学院/ 大阪府立北野高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アールト大学 IDBMプログラム
  • フィンランド
  • エスポー
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

アールト大学には保健センターがあり、1回目は看護師が、必要であれば医者の先生が診断・手当てしてくれる。しかし、事前に予約が必須であり、その方法は保健センターに電話をかけ、掛け直しを待ち、そこで日時を予約するという手順である。ウガンダに調査旅行に行ったため、必要な予防接種を受ける必要があった。それには通常の診断・手当てとは別の電話番号に電話し予約を行う必要がある。しかし、その専用電話番号の掛け直しは3日〜1週間かかることが多く、時間が限られていたためそれではウガンダ渡航前に2回うつ必要がある予防摂取が間に合わない恐れがあった。そこで通常の電話番号に電話し説明したが、やはり専用の電話番号に電話して待つように言われた。仕方がないので直接保健センターに行き、いかに緊急であるかを訴え、なんとか間に合うように予約を取り付け、間に合った。時間がかかることを念頭に入れて時間に余裕を持って計画することが大切だが、最終的には直接訴えることで伝わることもある。また、予防接種が必要になった際には自分が以前に受けた予防接種の情報ももちろん必要であるため、渡航の前には事前に確認しておくことも大切だろう。

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急病!もう少し周りを頼ればよかった

あーり(岡山大学/ 神戸市立葺合高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィチタ州立大学
  • アメリカ合衆国
  • ウィチタ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

 急に高熱と全身に蕁麻疹が出て、1週間くらい動けなくなったことがありました。配車サービスを利用して一人で必死に病院に行ったものの、原因不明と言われてしまいました。その後は、治るまで影を潜めて過ごし、結局ルームメイトにさえも隠していました。しかし今考えれば、もう少し周りを頼っても良かったのかもしれません。

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留学2か月前に入院し、家族から留学の断念を勧められた私が出した答え

Ayane GOTO( 福島県立安積高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ニース夏期国際音楽アカデミー
  • フランス
  • ニース
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

合格通知をいただいてから約2週間後、息苦しさと胸痛のため病院で診察を受けたところ、縦隔気腫と診断されて4日間入院しました。幸いなことに重い病気ではなくすぐに症状は治まったのですが、退院時に念のためしばらくは運動を控えたほうがいいことと再発の可能性があることを伝えられ、留学を断念することも視野に入れなければなりませんでした。せっかく掴み取ったチャンスを手放したくない気持ちが強かった一方で、再発を心配する家族が言う通り諦めるべきなのかと何度も悩んだのですが、退院後の診察で担当医に相談したところ「再発の可能性はなきにしもあらずだけど、怯えていては何もできないから挑戦してみてもいいと思う」という前向きな言葉をいただき、留学することを改めて決断しました。

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せっかく加入した保険はしっかり活用しよう

篠原 彬(活動名:芦藻 彬)(東京工業大学大学院/ 麻布中学校・高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Universita IUAV di Venezia(ヴェネツィア建築大学)
  • イタリア
  • ヴェネツィア
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

イタリアに滞在して2ヶ月目、インフルエンザにかかってしまいました。日本から持って言っていた風邪薬や頓服薬を使うもあまり効果がなく、高熱にうなされる中、ホームステイ先の家族がご飯を作ってくれたり、イタリアの友人がミネストローネを作ってくれたり、インフルエンザ用の解熱薬をくれたりした事でなんとか回復しました。しかし、後から加入している保険に24時間いつでも医師の手配を代行してくれるサービスがあったことに気づき、早いうちから使っておけば周りに迷惑をかけることもなかったな・・・と反省しました。当たり前ですが保険の内容にはしっかり目を通し、どういう際に使えるのかのイメージをしておくといいと思います!

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なめたら痛い目にあう!アメリカの医療!

歩くコメディ映画 SHUTO! しゅーと(東洋大学/ 千葉県立成田北高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア州立大学ベーカフィールド校
  • アメリカ合衆国
  • カリフォルニア ベーカーズフィールド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

アメリカの医療制度はの本とかなり違い、保険のレベルや内容によっていける病院が決まります。なので住居の近くの病院は自分お保険痛いようしているかしっかり知ることを勧めます。 また救急車代もかなり高く一回30万かかり、病院への宿泊費も一泊10万円と現地ではふざけてジョークで『スウィートルーム』と呼ばれているほどです。

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保険には入っとこ!

くるみ(大阪大学/ 京都女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボアジチ大学
  • トルコ
  • イスタンブール・イズミル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

海外旅行保険や留学保険は高額ですが、きちんと入っておくことをおすすめします。私は留学先でネコに噛まれたのですが、狂犬病の予防接種を打っていなかったため、即座に病院に行く必要がありました。緊急時に費用のことは気にせず、病院に行くという選択ができたので、保険に入っておいてよかったです。 あと病院に関わらず緊急時は現地の友達を頼りましょう。「熱があるわけでもないし大丈夫!」と一人で病院行くと、外国人だからということで不必要な費用を払わされていたことが後で分かりました。ある程度生活に慣れたとしても、その土地のシステムについてはよく知らないものです。そういう時は意地を張らず、焦らず、現地の人に助けてもらいましょう。

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現地の医療と気候・環境を理解した準備を。

山本健太(愛媛大学/ 広島県立広島中学校・広島高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ルンド大学理学部
  • スウェーデン
  • ルンド
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

病院というテーマにしたが、主には健康についてである。長期留学が初めてだった私にとって、現地の病院のお世話になるという発想はなかったし、現地の環境で自分の体調が大きく崩れるとは思ってもいなかった。具体的には、スウェーデンのような緯度の高い国に行かれる方は”日照時間”が健康に大きく影響することを把握しておくとよいと思う。特に、日照時間の不足でビタミンDが不足し、鬱状態になる場合が多い、と知識では知っていたが、実際に自分は鬱状態になってしまったし、他の日本人留学生も多く同じ症状となっていた。スウェーデンは医療制度が進んでいるとされ医療費もかからないと聞いていたが、現地人でなければ医療費はかかるし、非常に高価である。そのため、通院することも億劫になることもあった。対処法として、できる限り日本でビタミン剤などを調達しておいたり、医療費や制度をしっかり認識しておき、またもし通院した時に適用される保険などに加入しておくなど、対策を取っておくと安心だと思う。

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とにかく「準備!」と「下調べ!」

ろっきー(慶應義塾大学大学院/ 宮城県気仙沼高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デルフト工科大学、技術・政策・マネジメント研究科、技術経営コース
  • オランダ
  • デルフト
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

 オランダは他の欧州各国と同じ「ホームドクター制」を敷いている。このシステムの理解不足は、日本の医療システムに慣れている者からすると、体調不良や病気の際、とんでもなく大変な目に合うケースの原因となりうる。  私のケース場合、年明けから頭痛が悪化し始め、ついにはめまいと嘔吐が止まらなくなった。病院に行こうと検索するが、ホームドクター制では、いかなる症状であれ、まずは登録しているホームドクターの元へ訪れ、診察を仰ぐ必要がある。その後、専門医や大きな病院に紹介してもらうことが可能となるのだ。結果的に、ホームドクターでは検査ができないので大きな病院に行くようにと言われたが、予約に3週間かかると言われ(オランダでは普通と言われた)、帰国日との兼ね合いから、最後の数日を切り上げて帰国することを決断した。  結果的に悪性度の高い脳腫瘍であったため、一命を取り留めたが、このような医療制度は、万が一に備え、とにかく全員が理解し、どう対処したら良いかを予め準備しておくことが非常に重要になってくる。  体調を崩すことがないのが一番ではあるが…

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