気持ちが大事
宮田 怜奈( 山梨県立甲府第一高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- ウィーン国立音楽大学
- オーストリア
- ウィーン
- 留学テーマ・分野:
- 短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
英語は話せなくても状況とジェスチャーから分かることはたくさんあります。 誰も完璧な英語は求めていないし、困ったら翻訳アプリでも使いましょう。何とかなります!
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気持ちが大事
英語は話せなくても状況とジェスチャーから分かることはたくさんあります。 誰も完璧な英語は求めていないし、困ったら翻訳アプリでも使いましょう。何とかなります!
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大切なのは気持ち!
留学中は、自分の英語が通じない、相手の英語がわからないことがたくさんあった。しかし、英語が伝わらない分からなくても身振り手振りで意思を伝え合うことは可能だ。私は留学中、会話の中で翻訳機を使わずに、過ごした。その分苦労したこともあったが、この取り組みは自身の英語力の向上にも大きく結びついた。相手に伝えたい、相手の話を理解したいう気持ちこそが自身の成長に大切であると感じた。
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話せないから友達ができないのではなく、話せないからこそ友達をつくるべき!
語学に不安がある人は多いと思います。私もそうでしたし、留学前は自分が話すどころか人が話しているのを理解するのも一苦労でした。でも話せないからと臆するよりも、友達を作って下手でも英語を使った方が語彙が増えました。多少英語が拙くても伝わります。私は友達に「英語はペラペラじゃないけど表情表現が豊かだからすごく伝わってくる!」と褒められているのかけなされているのかよくわからないことを言われました。
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マイルール
英語力にある程度の自信はあったのですが、出発前の私にとって1番の心配事は『友達ひとりも出来なかったらどうしよう、、ホストファミリーと上手く行かなかったら、、』という人間関係に関するものでした。 あまりにも心配で、留学に行く気すら失せていたくらいです笑 そこで私は、いくつかのマイルールを自分に課しました。 ①自信がなくても、とにかく堂々とする! ②参加できるイベントは全ていく! ③ネガティブなことを一切言わない! シンプルなことですが、これが意外と難しいです。でも、続けてるうちに堂々として行動的で、ポジティブな人間にいつの間にかなれていました。 このマイルールこそが、今回の留学の成功の大きな要だったと思います。
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とにかく話すことに抵抗をなくすに限る
言語に関して悩んでる日本人にたくさん出会いました。 でも悩んでいてもしょうがない!とにかく知ってる範囲で使って、間違っててもいいから使いまくる!英語を話すことに抵抗がなくなれば、現地の人と話す機会が増えて、そのあとはより様々な表現を盗む。「盗んでは使う」の繰り返しが、気づいたら自分のものになってきます。 あとは洋画を英語字幕付きで英語で聞いて見る方法もメジャーですが、英語で聞いて日本語字幕で見るのも一つの手です。「あ、英語だとこういう表現になるのね!」ということも学べます。日本語字幕ばかり読んで英語を聞いてないなんてことにならないように!笑
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専門用語
留学前の準備で日常会話はある程度聞き取れるようになっていたが、専門用語の知識が足りず最初は議論に全くついていくことができなかった。論文を読みながら少しずつ語彙力を増やして改善できたが、もっと準備をしておけばよかったと思う。
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ネイティブとノンネイティブの違い
オンライン英会話やラボの留学生とのコミュニケーションを毎日行っていたので、英語はなんとかなると思っていました。しかし、ネイティブの速さとスラングを多用され、最初は思ったほど会話が出来ませんでした。日本ではノンネイティブとしか話していなかったので、ここまで違うのかと驚きました。しかし毎日毎日ネイティブと話をしていると徐々にそのスピードにも慣れていき、帰国が近くなるころには不自由なく会話が出来るようになりました。英語力を向上させるためにはとにかく話すことです。教科書を開く必要はありません。留学先では雑談出来る友達(特にネイティブの)を早く見つけることが英語力を伸ばす最良の方法です。
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youtubeやnetflixを使って、いろいろなアクセントの英語に慣れた
留学中に苦労したことの一つは、英語でのコミュニケーションです。 留学する前はどちらかというと英語はできる方だと思っていたのですが、実際に留学したら全く聴き取れない、話せない、で、とてもつらい思いをしました。足りていなかったのはリスニング力です。TOEICなどのゆっくりな英語は聴き取れても、実際の速度で話すネイティブスピーカー、各言語のアクセントのある英語はまったく聴き取れないことを留学を開始してから知りました。内容が聴き取れないと簡単な相槌すら打つことができないため、とても無力な気持ちになります。 そこで、動画サービスを使って、音に慣れる練習をしました。一つ一つの文章を正確に理解するというよりも、とにかく字幕の英単語と発音を頭の中でマッチさせていくことに重点を置いて、毎日バラエティ番組、子供向けアニメ、ニュースなど、さまざまな番組を字幕付きで観ていました。 留学が終わる頃には、だいたい誰と話しても聴き取れるようになったり、それぞれの地域の訛りもわかる程度には英語に慣れることができました。
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異分野の人たちとのグループワークとコミュニケーション
ドイツでもイタリアでもプロジェクトは常にグループワークで、そこでのコミュニケーションにはかなり苦労した。ドイツでは英語を話し慣れていないという点での困難もあったが、一番の壁は「異分野の学生とのコミュニケーション」であった。エンジニアと経済学専攻の学生との共同プロジェクトに参加したが、学んできたことが違うことで思考回路も異なり、1つのアイデアに対してメンバーそれぞれが全く違う意見を持っていた。デザイナーでは思いつかないような意見をもらえる良い点もあるが、こちらの意見を伝えても「相手は違う分野の人間だから理解できない」、「全く異なる反応が返ってくる」、「話が噛み合わない」ということが多々あり、その反対に「相手が何を伝えたいのか分からない」こともよくあった。グループワーク中は常に「どうやったら伝わるか・理解できるか」を考え「伝え方の工夫」をしていた。私はデザイナーなのでイラストや図などの補助を入れて伝わるまで何度も説明を行ったり、エンジニアの学生にも専門用語ばかりの説明だけでなく、なるべく図解を付けてわかりやすい言葉で説明してもらうようにしていた。将来、デザイナーを仕事にするのであれば避けて通れない、エンジニアや経営分野とのコミュニーションの難しさを前もって実感することができ、良い経験となった。
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日本人とつるむなって本当?
私は留学前、日本人とはなるべくつるまないようにしようと思っていました。よく日本人とつるむと良くない、日本語しか話さないし留学に行った意味がないという話を聞いていたからです。これは半分合っていて半分間違いだと私は思います。私は留学で自分の夢を堂々と語れる、悩みや不安も受け止めてくれるそして互いに刺激し合い高め合えるそんな友人ができました。それは日本人です。前回のセブ島留学でもその前のフィジー留学でもそんな存在に出会いました。もちろん他の国の友人も沢山できました。私は彼女に出会えて本当によかったと思っています。日本人だからと距離を置かなくて本当に良かったなと思っています。確かに日本語しか話さない日本人もいるしただ遊ぶだけの日本人もいます。でもそうではない日本人も沢山います。日本人と一括りにし、頑なに日本人を拒否するのはなんだか勿体無いなと思います。何かあった時本当にしんどい時、なんの壁もなく言葉が通じるのはやはり日本人です。失敗談ではありませんが、日本人とつるんでいても語学力が上がる人もいれば、つるんでいなくても上がらない人もいます。周りの環境も大きく影響しますがまずは自分が語学力を上げるという強い意志と努力が大切だと思います。日本人同士でも英語で話すというルールを決めるなどやり方は沢山あります。留学先での出会いを大切に、日本人という理由だけで避けるような勿体無いことはせず有意義に過ごしてほしいです。
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