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語学力 793件

必死でもがく友人に後押しされて

カノ(京都工芸繊維大学/ 金沢泉丘高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ケルン応用科学大学
  • ドイツ
  • ケルン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私のスタジオは英語で行うことが多かったのですが、他のコースを取得していた留学生は全てドイツ語、更にコースの留学生が一人という中で物凄いスピードでドイツ語を習得していました。私はそれどころか英語も他の留学生より劣っていると感じ、自分が不甲斐なくてしょうがない一方、会うたびにドイツ語は話せるようになる友人に後押しされ、「英語ごときで躓いてたらダメ、私もドイツ語やる」と全くゼロの状態から無謀にも大学の初心者コースと並行してドイツ語を独学で習得し始めました。建築・英語・ドイツ語のトリプルスタディはなかなかハードでしたが、友人に「ドイツ語できるようになってる、いいじゃん!」と励まされるのがすごくモチベーションになり、お互いレベルは違いましたが、最大限高め合えました。(最終的には日常会話レベルは習得しました)

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ゆき(鹿児島大学大学院/ 久留米信愛女学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立天文台 チリ観測所
  • チリ
  • サンティアゴ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

チリの公用語はスペイン語である。だが南米とスペインのスペイン語は少し異なる上に、チリのスペイン語は先住民との言葉が混ざっていることもあり、チリ弁と言われるほど特殊だった。その違いすら最初は分からずスペイン語がゼロの状態で渡航したので、英語が通じにくいチリでは買い物すら苦労したが、カタコトレベルではあるが日常のコミュニケーションが取れるようになった。

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いかに知らない言語でコミュるか:必要なのは技術ではなく気持ち

Ak(長岡技術科学大学大学院/ 香川高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ダルムシュタット工科大学 建設・環境専攻 測地学講座 土地管理研究グループ
  • ドイツ
  • ダルムシュタット
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

就活時にコミュ力といえば、アルバイトなどで身につける技術だと認識しているが、自分が知らない言語が母国語の国に行くと、コミュ力とは伝えたいという気持ちがいかに折れにくいか、という力である。10個単語を並べて1個にヒットすれば大当たり、といった感覚である。今の時代、10個の単語は辞書でも何でも調べれば出てくるので、問題は10個を並べ続け、意思疎通ができたときに心から感謝する精神力である。 日本のコミュ力と同じように考えていた私は、留学直後に誰にも話しかけることができなかった。今にして思えば本当にもったいないことをした。肌の色も服装も雰囲気も明らかに海外から来た人間に、現地の人々はネイティブなんて期待していない(もちろんドイツ語で喋れば喜んでくれるが)。

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どうしてもネイティブとの議論についていけない時は、議論以外の面で貢献すべし

Maki(東京大学/ 桜蔭高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京大学対外漢語学院・光華管理学院・国際関係学院、日本米おにぎり専門店SAMURICE
  • シンガポール・中国
  • 北京・シンガポール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語も中国語も頑張ってきたつもりなのに、英語/中国語ネイティブ数人+私、のようなグループワークになると、どうしても議論についていけない時がありました。ネイティブでない以上は正直仕方がないと半ば諦め、リサーチや資料作成で貢献したり、忍耐強く教えてくれそうな人に理解できなかった議論の内容を後から教えてもらうなどして、なんとか乗り切りました。

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Castellano≠Español

Karin(滋賀県立大学/ 紫野高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Universidad Nacional del Comahue
  • アルゼンチン
  • サン カルロス デ バリローチェ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

何か国にも渡り使用されている言語は、大抵各国各地方で特有の訛りや単語が存在するため、慣れるまで時間がかかって当然に思う。故に、しばらく伝わらなかったり、会話が理解できなかったりしても、気楽に構えてトライしていけば、いつか慣れて問題が解消されてくると考えた。

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youtubeやnetflixを使って、いろいろなアクセントの英語に慣れた

ありさ(千葉大学/ 群馬県立太田女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ケルン応用科学大学、ミラノ工科大学
  • イタリア・ドイツ
  • ケルン、ミラノ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学中に苦労したことの一つは、英語でのコミュニケーションです。 留学する前はどちらかというと英語はできる方だと思っていたのですが、実際に留学したら全く聴き取れない、話せない、で、とてもつらい思いをしました。足りていなかったのはリスニング力です。TOEICなどのゆっくりな英語は聴き取れても、実際の速度で話すネイティブスピーカー、各言語のアクセントのある英語はまったく聴き取れないことを留学を開始してから知りました。内容が聴き取れないと簡単な相槌すら打つことができないため、とても無力な気持ちになります。 そこで、動画サービスを使って、音に慣れる練習をしました。一つ一つの文章を正確に理解するというよりも、とにかく字幕の英単語と発音を頭の中でマッチさせていくことに重点を置いて、毎日バラエティ番組、子供向けアニメ、ニュースなど、さまざまな番組を字幕付きで観ていました。 留学が終わる頃には、だいたい誰と話しても聴き取れるようになったり、それぞれの地域の訛りもわかる程度には英語に慣れることができました。

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異分野の人たちとのグループワークとコミュニケーション

NAKASHOW(千葉大学/ 沖縄県立八重山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ケルン応用科学大学 Integrated Design、ミラノ工科大学 Design&Engineering
  • イタリア・ドイツ
  • ケルン・ミラノ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

ドイツでもイタリアでもプロジェクトは常にグループワークで、そこでのコミュニケーションにはかなり苦労した。ドイツでは英語を話し慣れていないという点での困難もあったが、一番の壁は「異分野の学生とのコミュニケーション」であった。エンジニアと経済学専攻の学生との共同プロジェクトに参加したが、学んできたことが違うことで思考回路も異なり、1つのアイデアに対してメンバーそれぞれが全く違う意見を持っていた。デザイナーでは思いつかないような意見をもらえる良い点もあるが、こちらの意見を伝えても「相手は違う分野の人間だから理解できない」、「全く異なる反応が返ってくる」、「話が噛み合わない」ということが多々あり、その反対に「相手が何を伝えたいのか分からない」こともよくあった。グループワーク中は常に「どうやったら伝わるか・理解できるか」を考え「伝え方の工夫」をしていた。私はデザイナーなのでイラストや図などの補助を入れて伝わるまで何度も説明を行ったり、エンジニアの学生にも専門用語ばかりの説明だけでなく、なるべく図解を付けてわかりやすい言葉で説明してもらうようにしていた。将来、デザイナーを仕事にするのであれば避けて通れない、エンジニアや経営分野とのコミュニーションの難しさを前もって実感することができ、良い経験となった。

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ジャワ語の壁

きしちゃん(東京藝術大学大学院/ 茨城県立水戸第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • インドネシア国立芸術大学スラカルタ校ダラン科
  • インドネシア
  • スラカルタ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

中部ジャワでは、日常会話が基本的に現地語のジャワ語で行われる。わたしは、インドネシアの共通語であるインドネシア語の学習に気を取られ、ジャワ語にはほとんど触れないまま留学を開始した。実際に大学の授業に出席するようになると、大学の授業もジャワ語で行われていたため、困難を感じた。すぐに全てを理解することは難しいと感じたので、授業にはわかる範囲で参加し、不明なとことろは授業後、先生に質問し、内容をインドネシア語で教えていただいたり、学生に尋ねたりすることもあった。この時に、積極的に質問できるようになったことはよかった点であったと思う。また、ジャワ語を早く理解できるようにするために、週に一回ジャワ語のプライベートレッスンを受講するようにした。まだ、会話をしたり、発話の内容の詳細な理解には至っていないが、以前よりも、会話の中で単語が聞き取れるようになってきた。語学はできることに越したことはないので、現地語の習得を強く勧めるとともに、何か他に現地の人とコミュニケーションが取れる言語の習得をしておくことが非常に大切であると思う。そうすれば、わからないことを質問したり、教えてもらったりすることができる。

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日本人とつるむなって本当?

ちひろ(就実大学/ 岡山県立倉敷商業高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オーストラリア クイーンズランド大学
  • オーストラリア
  • ブリスベン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

 私は留学前、日本人とはなるべくつるまないようにしようと思っていました。よく日本人とつるむと良くない、日本語しか話さないし留学に行った意味がないという話を聞いていたからです。これは半分合っていて半分間違いだと私は思います。私は留学で自分の夢を堂々と語れる、悩みや不安も受け止めてくれるそして互いに刺激し合い高め合えるそんな友人ができました。それは日本人です。前回のセブ島留学でもその前のフィジー留学でもそんな存在に出会いました。もちろん他の国の友人も沢山できました。私は彼女に出会えて本当によかったと思っています。日本人だからと距離を置かなくて本当に良かったなと思っています。確かに日本語しか話さない日本人もいるしただ遊ぶだけの日本人もいます。でもそうではない日本人も沢山います。日本人と一括りにし、頑なに日本人を拒否するのはなんだか勿体無いなと思います。何かあった時本当にしんどい時、なんの壁もなく言葉が通じるのはやはり日本人です。失敗談ではありませんが、日本人とつるんでいても語学力が上がる人もいれば、つるんでいなくても上がらない人もいます。周りの環境も大きく影響しますがまずは自分が語学力を上げるという強い意志と努力が大切だと思います。日本人同士でも英語で話すというルールを決めるなどやり方は沢山あります。留学先での出会いを大切に、日本人という理由だけで避けるような勿体無いことはせず有意義に過ごしてほしいです。

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ただ生活していただけでは語学力が伸びない!

しゅん(東北大学/ 群馬県立高崎高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Malaya
  • マレーシア
  • クアラルンプール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

あまり英語が上手ではないままに留学が開始したが、現地で生活していれば英語力は自然と伸びていくのではないかと楽観視していた。しかし、留学開始から3ヶ月経過したときに語学力があまり伸びていないことに気がつき、その日からは英語の学習法法を見直した。具体的には英語の座学時間をとることと、空白の時間があったらとにかくマレーシア人とご飯に行き会話を通じて英語のアウトプットを行うことだ。これらをしたことでだんだんと語学力は伸びていき、最終的には英語で苦労することなく生活ができるようになった。

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