スペイン語がわからなくて、それよりも大切なことに気づけた話
けんたろう(法政大学/ 神奈川県立多摩高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- 在亜日本人会 / ブエノスアイレス大学
- アルゼンチン
- ブエノスアイレス
- 留学テーマ・分野:
- 海外インターンシップ
スペイン語はもちろん出発前に勉強していきました。文法は網羅する程度には。日常会話は大丈夫だろうと思いアルゼンチンに乗り込んだわけなのですが、さー困ったことに、相手の言葉が全くと言っていいほど聞き取れませんでした。私が勉強していたのはスペインのスペイン語とアルゼンチンで話されているものは少し異なることもあり、さらには彼らの話すスピードが速すぎるということもあり、困った困った状態でした。留学の始めで、やる気もMAXなのに相手と思うようなコミュニケーションができず、スペイン語を勉強し直すしかありませんでした。と言っても私の留学は8ヶ月とそんなに長くはありません。 勉強計画を立てている時に、私の活動で一番大切なのは、スペイン語能力よりも、相手の想いをききだせるような信頼関係を築くことだと気がつきました。 そして、留学の前半で彼らとの信頼関係を築きながら、スペイン語の向上を目指すことを決め以下のことを実行しました。 ⑴寮に住んでいる人と毎日最低10人とどうにか会話をする。ひたすら絡む。 ⑵必ずノートとペンを持ち歩き、新しく聞いた単語や表現をメモし、単語帳をつくる。それを学校へ行く電車の中や寝る前などで覚える。 ⑶スペイン語で日記を書き、寮生に添削してもらう。学校の宿題を寮生に手伝ってもらう。 こうすることで、短期間で寮生と信頼関係を築くことができ、スペイン語もだいぶ向上させることができました。信頼関係とスペイン語のおかけで留学後半のヒヤリング調査等はかなり順調に行えました。 スペイン語力の低さで出端を折られたからこそ、より大切なことに気がつくことができ、これにより予想以上に濃い留学になりました。 自分に必要なことと目標の両方を見失わずに入られたことが良かったのかなと考えています。
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