会話に対する意識
浅野 さやか( 愛媛県立三崎高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- Projects Abroad
- カンボジア
- プノンペン
- 留学テーマ・分野:
- 短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア
高校生の中には、流ちょうな英語を話せる子も多くいました。結果的に、私はその人たちを頼ってしまうことが多くあったのです。外国人とコミュニケーションをとる際、いざとなったら頼ればいい、と心のどこかで保険をかけていたに違いありません。我武者羅力がついてきた・自分がちょっと変わってきているのかも!というのは留学中にも感じられました。しかし、それは彼らがいるから思いきって行動できているまでのこと、と考えてしまうと、今にも自信がなくなりそうでした。自分の成長の妨げを周りの環境のせいにしてはいけないと思い、そのときからできるだけ自分で頑張るようにしました。 すると、はじめの頃と後半で自分の中で変化が生じたのです。はじめの頃は英語で話しかけられたとき、私が理解できず気まずい雰囲気になるのを避けたい一心で、「この会話が早く終わってほしい…」と思っていました。しかし後半は、「どうしたらこの会話を少しでも長く続けられるだろう」と、必死になって言葉を並べている自分がそこにいました。 コレだ!といえる解決法のようなものははっきりと申し上げることはできません。ただ、「自分の思いを伝えたいという強い気持ち」と、「恥を捨てる覚悟」。この2つがあれば会話に対する姿勢はずいぶんと変わると私は思います。自分が変われば、目の前の相手にもそれが伝わるのではないでしょうか。
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