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語学力 739件

おしゃべり好きなフランス人

田中 翔子(上智大学大学院/ 成田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Burgundy School of Business MSc Wine Management
  • フランス
  • ディジョン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

私の住んでいたディジョンという街はわりと田舎の方で、あまり英語が通じません。調査でワイナリー農家を訪問する際にはフランス語が欠かせなかった上、公共の場での諸手続きなどもフランス語が良く理解できずに苦労することがありました。そんな状況の中、フランス人は老若男女おしゃべり好きな人が多いことに気がつきました。 私は寮に住んでいたので毎晩フランス人の友人たちと食事をしたりしていたのですが、それ以外にも日常のなかでフランス語を身につけられる機会が多くあります。例えば、行きつけのマルシェやお店、カフェなどで分からないことを素直に尋ねると、お店の人や周りの人も喜んでいろいろと教えてくれます。小さな街だと顔見知りになり声をかけてくれたりすることもあります。また、積極的に地域のイベントに参加し地元の人とたくさん触れ合う中で、その国の言語と文化を学ぶ姿勢が大事だと思います。そうすることで、より自然な言葉を身に付けられるだけでなく、人々の暮らしの中でその国の新たな一面を発見できるはずです。

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スペイン語の壁

森ゆりか( 玉川聖学院高等部)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • コスタリカ
  • サンホセ・ニコヤ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

日本で教えられているスペイン語は、いわゆるヨーロッパのスペインで使われているスペイン語です。私が渡航前に手にした会話本の多くもそうでした。しかし現地で実際に役に立ったのは「メキシコ語の会話本」でした。同じスペイン語に思えても、使われている言葉は全く異なり、中南米の方から「それはスペインで使われているスペイン語だよ」と注意されることもありました。もちろんメキシコ語とコスタリカで使われている言葉にも違いはあります。しかし小さい国であるため、最も中南米の中では近い国のを選びました。

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自分がやりたいことをしっかり相手に伝える

Miki( 学校法人順心広尾学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ELS Language Centers, La Verne校
  • アメリカ合衆国
  • ラバーン
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

私がホームステイした家族は、仕事で忙しそうな家庭でした。留学中にお土産を買いに行きたいと思う時がありましたが、ホストマザーが忙しそうだったのでなかなか言い出すことができませんでした。自分勝手に思い込むことが多い日本人の良くないところだと思いましたが、その時私は、一人で悩んで一人で解決しようとしてしまいました。しかし、はっきりと自分の希望を伝えるべきだと考え直して、恐る恐るホストマザーにお土産を買いに行きたいことを伝えたました。するとホストマザーは、嫌な顔をせず、むしろノリノリな感じですぐに行きたい店に連れて行ってくれました。買い物の後に、本当は言うべきかずっと悩んでいたことをホストマザーに話すと「話してくれなきゃわからないから、今度からは、やりたいこととか、してもらっては嫌なこととかをちゃんと伝えてね。」と言われました。 ホストマザーの発言を聞いて、自分の意見をきちんと伝えていくことが大事だと思いました。

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チェスを通じて、英語力アップ!

ホトケドジョウ( 関西大学 高等部)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Misha(Grand Master)とJovan(International Master)による個人レッスン
  • ウルグアイ・セルビア
  • センタ・ベオグラード・モンテビデオ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

僕の場合、英語はチェスで学びました。小学5年からチェスを始めましたが、チェスの勉強はまず英語の本を読むしかありませんでした。両親は英語が苦手でしたので、僕は本の記述は詳しく分からなくても棋譜をたどることはできるので、毎日読んでいました。特に英語を習ったわけではありませんが、小学生から英検だけはずっと受けていました。また真剣にチェスに取り組むジュニア選手の多くは帰国子女や海外在住の日本人でみんなが集まると会話は英語でしたし、もちろんコーチとのSkypeでのレッスンも英語でした。最初はうまく話すことができずに苦労しましたが、中3で英検の準1級をとり、いまではなんとかある程度の会話はできるようになりました。そういえば、チェスの試合の解説動画を見たり、YouTubeでゲームの実況中継を聞くのも英語力アップにつながったかもしれません。

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苦手な食べ物があったとき

Rina( 広島県立千代田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Hugh McRoberts Secondary
  • カナダ
  • リッチモンド
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

苦手な食べ物が出てきたとき、ホストファミリーに何と伝えればよいでしょうか。 私は、oatmealという食べ物を初めて食べて、その味が好きではありませんでした。 留学に行く前、「嫌いなものははっきりと伝えるべきだ」と言われていたので、私はホストマザーに〝I don’t like it.”とはっきり”嫌い”といいました。 しかし、私が言った言葉はホストマザーを傷つけていました。 〝そっと言ってくれたらまだよかったのに”とホストマザーに言われて、ホストマザーとの関係がギクシャクしてしまいました。 私は友達に相談して、メッセージカードを送ることを決めました。 そこに、言葉ではうまく伝えれなかった気持ちを書いて、ホストマザーに渡しましたり そこからは、ホストマザーとの関係もよくなり、楽しい留学生活を送ることができました。 では、私は何と言えばよかったのでしょうか。 “I cannot eat this.”こういうだけでも、少しは変わっていたかもしれません。 細かいニュアンスを伝えることは大変だとおもいました。 でも、苦手なものを我慢し続けて生活するのもしんどいことです。 ちゃんと言うことも大切だけど、言い方も考えないといけないと思いました。

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話せない言語が公用語の国に行くときのポイント

梶谷 拓未( 京都市立堀川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Tumaini for Africa Foundation
  • タンザニア
  • アルーシャ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

私の留学先だったタンザニア共和国の公用語は、第1がスワヒリ語、第2が英語です。公用語とは言っても英語は一定の教育を受けた人しか話せないので、スワヒリ語を話せるに越したことはないというような状況でした。できるだけ現地の人達と深く関わりたかった私は、留学が決まったすぐ後からインターネットと書籍を使っての学習を始めました。インターネットについては、20を超える言語を使って約60の言語を無料で学ぶことができる「Duolingo」(ウェブサイト、アプリ等)がお勧めです。文法事項の説明が一切ないのが玉に瑕ですが、ひたすら単語やフレーズのクイズで学ぶのである意味自然な言語習得に近いかもしれません(マイナーな言語のコースは、英語を用いてしか学べないものもあります)。書籍については、スワヒリ語の解説書は日本には数種類、しかも観光を主眼に置いたものしかなくて苦労しましたが、書店で自分に合いそうなものを2冊選んで買いました。現地の人にとって、海外から来た人が自分の言語を話せるというのはとても嬉しいことです。その人やその人の国の文化に興味を持っているのだということが自然に伝わり、仲良くなりたいと思ってもらうための素晴らしいツールになります。ホームステイ先の大人にでも同年代にでも、街ですれ違う人にでも、挨拶だけでもさらっと言えれば心から喜ばれます。是非、初めての言語でも頑張って勉強し、現地の人達と素晴らしい関係を築いてください。

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ひたすら量をこなす!

堤 大輝(創価大学/ 関西創価高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フィリピン大学ディリマン校コミュニティディベロップメント学部
  • フィリピン・マレーシア
  • イロイロ・マニラ・クアラルンプール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学前TOEIC510点を持っていたが、実際に授業が始まり話し始めると全くスムーズにコミュニケーションが取れないことに気づいた。その時毎日時間がある限り英語の勉強に当てようと決め、毎日13〜15時間の英語学習に挑戦。時には出来ない日もあったが、ほぼ毎日取り組み、語学学校の3ヶ月間の間で実感としてかなりコミュニケーションが取れるようになり、留学の終盤に受けたTOEICで880点を獲得する事が出来た。語学は毎日の積み重ねが重要であると気づいた期間であった。

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楽しみながらグングン伸びる英語勉強法

Hokuto Shibata(上智大学/ 東京都立国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ジュネーブ大学 Global Studies Institute ・Mobdi'un - Creative Youth
  • チュニジア・スイス
  • ジュネーブ・チュニス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

「英語なんて言葉なんだ。やれば誰だってできる」 確かに、その通りです。しかし、なかなか外国語の習得は難しい。 読み書きを中心に学ぶ中、口と耳をどう鍛えればいいのか私自身解決案を出せずにいました。 ふと、赤ちゃんがどのように言葉を学ぶのか考えた時、彼・彼女は耳から学んでいることに気づきました。彼らは文字が読めない中、耳と周囲の人々の口の動きなどから能動的に学習しています。私たちは彼らと違って文字が読めるなら、耳と目からより多くの情報を得られるはずです。 それなら耳から学べばいいや!と考え、私はインターネットからネイティブの発音を盗む努力を始めました。 ビデオオンデマンドのサービスを契約し、好きなドラマを繰り返しみる作業を続けていました。一回目は日本語あるいは英語で字幕をつけてみる。2回目以降は聞き取れなかったところだけ字幕にしてみます。日本語の字幕しかなくても心配ありません。日本語の単語から英語を類推することも、字幕の文脈から別の単語を覚えることも容易になります。  時事問題を英語で学びたい人は「CNN10 (旧:CNN Student News)」がおすすめです。アメリカの高校生向けに10分間でまとめられたニュース番組を平日毎日配信しています。英語のスピードがネイティブ向けなので最初は早く感じても、慣れてくれば周囲の会話スピードでも平気でついていけます。さらに、全ての配信エピソードの原稿がアップロードされており、単語の確認やシャドーイングなどを行うことができるので効果的に語学力を向上させることができます。  (ちなみにフランス語の場合は、TV5Monde か 7 Jours sur la planète(アプリ)がオススメです) こうして私は楽しみながら外国語能力を高めていくことができました。

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伝える方法はいくらでもある

ワタナベタクト(長岡技術科学大学 大学院/ 長岡工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マラヤ大学・液晶ディスプレイ研究室
  • マレーシア
  • クアラルンプール
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

簡単な意思の疎通は中学生レベルの英語力で対応できるが専門的な討論ではそれ以上に語彙力が求められる。そんな時でも身振り手振り、資料への書き込み等話す以外の相手に伝える手段があるということ、そしてそれが非常に有効な手段であるということを実感した。

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英語以外の言語の必要性

Kastanie(信州大学大学院/ 愛知県立松蔭高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ライプツィヒ大学
  • ドイツ
  • ライプツィヒ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

英語以外の言語ははっきり言って必要ありません。趣味でやるのはいいけれど英語はやったほうが簡単だしいろいろな面で得をします。なので英語以外で留学する場合は楽しめれば十分です。

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