留学大図鑑 留学大図鑑

語学力 739件

サバイバルするために学ぶ

KENGO(東京工業大学/ 大阪府立大手前高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カールスルーエ工科大学 Institute of Technical Chemistry、Spanner Re2 GmbH
  • ドイツ
  • カールスルーエ・ノイファーンインニーダーバーヤン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は留学する前の英語の対策というのは「これに取り組んだ!」と胸を張って言えるものは特にありませんでした。どんな言語もそうだと思いますが、文法や簡単な単語が分かるようになれば、あとはいかにそれを使うかということに限られると思います。そして必要に応じてビルドアップしていくという感覚が必要だと思います。そう感じたのは、学部1年が終わる春休みに一人で東南アジアとインドを1か月程度旅をしたときに感じました。その時は英語をしっかり話してコミュニケーションを取るというレベルには達していなかったと思いますが、旅行中には行きたいところやしたいことを伝えたりしない限り何も事が進みません。強制的に自分から話さないといけないという環境に身を置いたことで、中学レベルの英語を駆使しながらやりたいこともやり終えて無事に帰ってきました。「英語は自分がサバイブするのに重要なツールなんだ」ということをこの一人旅で身をもって学びました。その後は、積極的に英語を使わなくてはならない環境に飛び込んで行き、日常の中で英語の表現が分からない言葉はその都度で辞書で調べて覚えていくということをしていました。定期的に海外に出ていたこともあり、とにかく英語に触れる時間を積極的に増やしました。解決法というよりは自分の英語学習の取り組み方という形での紹介になりましたが、言葉は自分の考えや必要なことを伝える「ツール」なんだということ、できなくても積極的に英語を使う環境に身を置くこと、そして常に「英語だとどういう表現になるのか」というところに意識を置くだけでずいぶん変わると思います。

続きを見る

語学力向上の源

國吉 良輔(東京工業大学大学院/ 早稲田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学材料学院
  • 中国
  • 北京市
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

度々、「語学力を上げるには、外国人の恋人を作るといい」といった話を聞きます。私の場合はこのケースではありませんでした。 私が中国語を学び始めたのは、大学1年の必修科目である第2外国語で中国語を選択したときでした。その講義では、ほかの科目と同じように、一定の成績を収めることができていました。 しかしながら、初めて現地へ旅行した際に、中国語を学習していたにもかかわらず、言葉が通じない・理解できないといったみじめな思いを経験しました。共に行動した友人は中国語に精通しており、私だけができない状況により、その劣等感を重く感じる経験でした。私にとって、現地での行動に必要で、それができるかどうかで異文化経験に大きく影響するであろう語学において、身近な人と比べたうえで感じる劣等感が自らにあり、それをなんとか補いたいという思いが、語学学習を続ける原動力になっていると思います。

続きを見る

フランス語にて苦労

François(九州大学/ 福岡県立修猷館高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ・ラ・ヴィレット建築大学
  • フランス
  • パリ
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

渡航後に英語は通じない環境だということになり、フランス語の勉強を真剣に始めました。今考えると遅すぎました。ヨーロッパのどの国よりも、大学での英語が通じにくい国だと思いますので、なるべく早くフランス語の準備を始めた方がよいかなと思います。 パリには良質で安い語学学校がひしめいているので、私は語学学校に毎日通いました。選択肢としては、早めに渡航してまず語学留学をしてから、専門的な大学などでの学修を始めるのもありだと思います。また、語学学校は大学で出会うようなハイステイタスな人々ではなく、様々な理由でフランスに来ている外国人と知り合えるので、とても良い経験でした。また、同じレベルのフランス語で会話ができる友達であったことも、語学のレベルアップという面では重要だったと思います。

続きを見る

とにかく話しかけること、簡単にYESを言わないこと!

冨森崇文(九州大学/ 鹿児島玉龍高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カールスルーエ造形大学
  • ドイツ
  • カールスルーエ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学開始直後、自分の英語の出来なさを痛感しました。外国人の話す英語は早く、自分の話したいこともなかなか話せなくて困る経験もたくさんしました。初めのうちは、自分が理解できていないことを悟られない様にするために安易に返事をしてしまうことさえもありました。 そのため、語学力を上げるために、とにかく多くの人に話しかけてみることから始めました。その中で、かけがえのない友達や、自分の知らなかった知識や文化に出会える経験をし、自分から動くことの大切さを感じました。

続きを見る

語学はできるだけ日本で勉強する

セントリー(大阪市立大学大学院/ 一条高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミュンヘン連邦軍大学
  • ドイツ
  • ミュンヘン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

海外ではいろんな事を勉強できる機会があるものの,時間の制約は厳しいものだと思います.実際に,インターンに行けば,インターン中に語学の勉強はできず,帰宅すれば,その日に学んだ新しい事のアウトプット,自炊・家事など意外と時間に限られます.その限られた時間の中で,語学の勉強は正直勿体ない気がします. 日本でできるような語学の文法,単語力は日本で学び,単語や細かいニュアンスは留学先で学ぶべきだと思います.それによって,留学で達成できる幅は広がります. 今は,ネットで安価で英会話もできるので,語学のある程度のレベルは達成できると思うので,試す価値はあると思います.

続きを見る

とにかく当たって砕ける!

みぃ(九州大学/ 福岡県立福岡高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スウェーデン王立工科大学
  • スウェーデン
  • ストックホルム
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学仕立ての頃、英語はすごく得意というわけではなかったけれど、まあ大丈夫だろうと思っていた。けれど、留学先にはいろんな国の人がいて、すごく癖のある英語を話す人や訛りがすごい人もいっぱいいて、最初は全然聞き取れませんでした。すごく凹んだけれど、凹んでいても仕方ないので、当たって砕けろ!という思いで、何度も聞き直しながらもいろんな人と会話をしていたら、留学が終わる頃には多少の訛りなどがあってもきちんと理解できるようになりました。

続きを見る

私のフランス語勉強法

しろ(神戸大学/ 茨城県立竹園高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リール第三大学、Association Ganbalo
  • フランス
  • リール・パリ・モンペリエ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は大学から、第二外国語としてフランス語を勉強し始めました。 大学1年の時は、必修だったので履修したというぐらいで、成績は悪くはなかったですが良いとも言えず、テストのための勉強のみをしていました。 大学2年次以降は、フランス留学を視野に入れていたため、必修ではありませんでしたが、授業をとっていました。3年の秋から交換留学をするのならば、2年の秋のDELFでB1レベルを取得したほうが良いと先輩や先生からいわれていたので、自分で参考書や、DELFの対策本を買って勉強しました。無事に2年の秋にB1を取得し、その後も自分で勉強を続けていました。 実際に留学してみて、(分野にもよるとは思いますが)フランス語で授業を受けるのであればやはりB2レベルぐらいの語学力がないときついと思います。また、文法も大事ですが、リスニング能力と語彙力はきちんと磨いておくべきだと思いました。 参考までに、以下、私が使っていた参考書やサイトを記しておきます。 ・DELF対策本:Didier社のもの ・TV5 monde (http://apprendre.tv5monde.com/ja) ・『即効!フランス語作文: 自己紹介・メール・レシピ・観光ガイド』足立和彦ほか、駿河台出版社、2015 ・『清岡&レナ式 フランス語初級卒業講座 文法が好きになる1200問』清岡 智比古ほか、NHK出版、2012

続きを見る

留学中の語学力向上について

鷹取咲希(岡山大学/ 岡山県立津山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カンザス大学
  • アメリカ合衆国
  • ローレンス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

・分からないのに分かったふりをしない。分からなかったら出来るだけその都度聞くか調べる。 ・言いたいことは間違いを気にせず言う。accuracyよりfluencyのほうが大事。間違えたり上手く言えなくても恥じない。 ・留学中はネイティブの友達と出かけたり、イベントに参加するなどしてアウトプットをする時間も必要だが、大量のインプットなしでは伸びない。私は毎日のようにドラマを見たり、大量のリーディング(授業の予習)をする中で、分からない表現や単語を記録するようにしていた。また、You Tubeや携帯のアプリを使って語彙力や表現の幅を増やすようにしていた。アプリだと、有料だがReal英会話やAnkiがお勧め。インプットも怠らないようにすべき! ・ネイティブが話す英語をよく聞き、聞いたままの発音で話すようにすると、発音やイントネーションがつかめてくる。

続きを見る

失敗しても違う形で挑戦し続ける

れな(九州大学/ 福岡県立修猷館高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リーズ大学
  • イギリス
  • リーズ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学の授業でディスカッションの際に、現地の学生の発言内容についていこうとするだけで精一杯で自分の意見をいうことができずとても苦労しました。授業中のディスカッションでは、なかなか溶け込めない状況が続いたのですが、その後、他のイベントや体験を通して挑戦を続けることで、自分の発言内容に責任を持ったりすることで、少しずつ自分の発言に自信を持つことができるようになりました。それらの機会を通して、授業内でもプレゼーテーションの内容について話し合いを行う際に、自分が理解したことを伝え、状況設定をわかりやすくまとめていくという、自分が得意な役割を担うことで積極的にディスカッションに参加するだけでなく、話し合いを引っ張っていくこともできるようになっていました。最初できなくても違う形で挑戦し続け、成功体験を作っていくこと、自分が得意なことを生かすことで克服することができたと思います。

続きを見る