Wata(東京大学/ 茨城県立土浦第一高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- モナシュ大学 (Faculty of Business and Economics)
- オーストラリア
- メルボルン
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
現地の大学の授業形式は、日本とは大きく異なります。いわゆる講義・インプットの部分は、授業前に動画を見たり、論文を読んだり、教科書を確認したりして自分で済ませておくことが前提です。授業では、その知識をもとに講師から議題が与えられ、ディスカッションを通してその知識の実際の活用方法を理解していきます。
最初は、英語の動画や論文の予習が自分にとってはかなり大変でしたが、時間をかければなんとか対処できます。一番の問題はディスカッションでした。初めのうちは、他の学生が何を言っているのかも聞き取れず、沈黙のまま授業が終わってしまうこともありました。オーストラリアに来たからには手ぶらで帰るわけにはいかないという焦りから、さまざまなチャレンジをしました。
その結果、最も効果的だったのが、自分から質問を積極的にすることでした。自分からトピックを提供すれば、議論は自然とそのトピックや質問を考慮しながら進んでいきます。自分が知っているトピックについては英語も聞き取りやすく、的外れなことを言うリスクも低くなります。また、主体的に参加することでディスカッションの理解度が深まりますし、良いトピックや質問を提供するという目的意識を持つことで予習の質も向上します。このサイクルに入ると、授業がどんどん楽しくなっていきました。
初めて手を挙げたり、質問したりするのは緊張するかもしれませんが、2回目からは気にならなくなります。勇気を振り絞って、主体的にディスカッションに参加しましょう。