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語学力 / 英語 528件

インドで直面した英語の課題

杉山咲良(創価大学/ 関西創価高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デリー大学セントスティーブンスカレッジ
  • インド
  • デリー
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

インドで直面した英語の課題が、2つあります。ひとつが、インド英語です。インドのまなりは強いと聞いていたものの、インド国内でも出身地によって、そのなまりが違うことに驚きました。そして、苦戦しました。友人とは、話を重ねるにつれ徐々に慣れていきました。実践で慣れることが一番だと感じました。大学教授の英語が聞き取れない問題に対しては、予習によって克服しました。授業で出てくる単語を事前に予測できるため、授業内で何もわからない状況を防ぐことが出来たと思います。あとは、その繰り返しで、それぞれの教授の英語に慣れるのみでした!もう一つの課題は、定期試験での3時間のライティングです。インド人学生はものすごい速さで書きます。3時間で40ページを超える文章を記述するんです。初めての定期試験では1点という史上最高に低い点数を取ってしまいましたが、日々の授業を要約することで、英語での情報整理とスピーディなライティングの練習を行いました。そのおかげで、ライティングのスピードはかなり上がりました。講義中のノートテイキングにも役立ちました。

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「英語」を勉強するのではなく「英会話」を練習する!

ダイチ(三重大学/ 国立熊本高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Massachusetts Institute of Technology, Department of Mechanical Engineering, Newman Laboratory
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

初めての留学という事で,やはり英語でコミュニケーション出来るかが心配だった. 日本での勉強は,単語帳を見てひたすら覚え,英会話の通信講座などで発音などを意識しながら話し方を練習していた. 実際に留学してみると,MITは優秀な研究者を集めているという背景もあり,ノンネイティブで英語を話す人と会話する事も多くあった. そこで感じたのは,発音は結構,適当だということ. もちろん,上達するには気を付ける必要がある部分ではあるが,まず,しっかりコミュニケーションを取れるようになる,という段階では,教材を眺めて練習するのではなく,とにかく会話をして体験を増やしていく事が大事だと思った.

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英語での雑談

しのぴー(名古屋大学/ 愛知県立一宮高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 香港中文大学、医学部
  • 香港
  • 香港
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

英語は必須とよく言われます。私もすこし英語の練習をしてから、日本を旅立ちました。しかしながら、まったく歯が立ちませんでした。同じアジア圏ではありますが、香港人の英語はとても上手で、話をきくことがやっとでした。一番こまったのが雑談です。定型文がないのも相まって楽しくおしゃべりをするのがとても難しかったです。そんな時に盛り上がったのがあちらの言語の話です。例えば「数字って広東語でどう数えるの?」とか「こんな時は一言どういえばいいの?」です。相手からしても即答できますし、なにより相手の文化に興味を持ってることが 伝わるのでとても盛り上がります。英語が第一言語でないときしか使えませんが、雑談の導入で困ったら是非使ってみてください!

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語学力向上には、根性と楽しむ姿勢が大事

POYAN(信州大学大学院/ 独立行政法人国立高等専門学校機構仙台高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 南オレゴン大学 Emarging Media and Digital Arts専攻
  • アメリカ合衆国
  • オレゴン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

交換留学を行うにあたって、必要な語学力の要件を満たさなければならず、毎日英語の勉強をしていました。長期間勉強を継続できたのは、息抜きに自分の好きな海外のカートゥーンを見るなど「英語で自分の趣味をやる」ということをしていたからだと思います。これから語学力を上げたい方は、ぜひ自分の趣味を英語でやってみることをお勧めします!

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周りを頼ることの大切さ

かな(京都大学/ 渋谷教育学園渋谷高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マギル大学教養学部
  • カナダ
  • モントリオール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私は日本でも授業で発言するタイプではなく、議論することも慣れてませんでした。現地で少人数のディスカッションタイプの授業を履修した私は、英語であること・専門外の授業であったまったく授業についていけずに授業に行くのが非常に辛く、一人で抱え込んでいました。そこで、TAに相談したところ、特別に事前に議論のお題をくれ、予習できるようにしてくださりました。また友人も議論の練習に付き合ってくれることになり、その結果議論にだんだんついていけるようになりました。あのときにまったく自分だけで解決しようと思っていたら、まったく授業についていけないまま留学を終えていたかもしれません。頼る・相談するって案外勇気がいることですが、周りは想像以上に助けてくれます。何か問題を抱えたときは積極的に周りに悩みを打ち明けることを本当におすすめします。

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イギリス訛り、イギリス留学に必要な英語力、英語の勉強法について

ヤマダイスキー(京都大学/ 北海道札幌南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハーパーアダムス大学
  • イギリス
  • スタッフォード
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

日本人が学校で習う英語は基本的にアメリカ英語なわけですが、イギリスに行くとアクセントや単語そのものが違うので苦労することかもしれません。僕の場合はむしろイギリス英語の方がハキハキしていて聞き取りやすいと思うこともあったのですが、確かに早口な人は多いし、イギリス人学生同士のスラング混じりの会話は全然聞き取れませんでした。ただそもそもイギリス内部でもスコットランドのように訛りがキツイ場所もあれば、僕が留学していたイングランドの中西部のように比較的訛りの少ないエリアもあります。これについてはユーチューブに紹介動画がいくつかアップされているので参考にしてみてください。ですがどのエリアに行くにしろ、とりあえずアイエルツで全スコア6ぐらい取れていればほとんど問題ないと思うし、それより少しくらい低くても物怖じせずどんどん聞き返していけばコミュニケーションは取れるはずです。あと日本語でもそうかと思いますが、一語一句聞き漏らさない必要はなくて、だいたい9割も聞き取れれば文脈をしっかり判断することが可能です。授業もポイントだけ理解すればいいので、細部は気にしないでいきましょう。そのような目標設定を前提とした英語の伸ばし方なんですが、これも「細部を気にせずスピード感を求める」のが大事かなと思います。ネイティブだって日常会話の文法はメチャクチャだし、とりあえず単語力と発音を固めてしまえばオッケーです。とはいえアカデミックな発表をする機会もあるでしょうし、多くの専門用語を覚える必要がある人もいるでしょう。その際に僕は「絶対に書いては覚えない」ようにしています。たいてい単語帳は「音読」か「見るだけ」です。理由は簡単で「書いている時間があったら5倍の数の単語を読めるから」です。何度も忘れて何度も覚え返すプロセスが大切なので、一発で覚えてやろうとは思わない方がいいです。

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言葉が一番どうにでもなる問題だ!

タカカズ(岩手大学/ 岩手県立黒沢尻北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CCEL, Volunteering Canterbury
  • ニュージーランド
  • クライストチャーチ
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

留学をする上で言語の問題を不安視する人は多いと思うし、事実、それが理由で留学を諦める人も少なくないのではないかと思う。しかし、言語を理由にせっかくの留学の機会を諦めるなんて勿体なさすぎる!と私は思う。なぜなら言語は留学における壁の中で一番どうにでもなる問題だと個人的に感じているからだ。 かくいう私も英語圏に留学するくせに英語を全く話せなかった1人である。教育学部の国語科の学生であり、普段読んでいる本は古今和歌集とか伊勢物語だった私は、英語のレベルを測るテストは受けたこともないし、同時期にアメリカに留学していた友人からはポンコツと称される始末であった。 それでも「何とかなるべ」と思いながら始まった留学生活は案の定初日で打ちのめされた。何言ってるか分からない。何も話せない。散々なスタートだった。 「このままじゃいけない」と感じたのは留学が始まって2週間が経とうとした頃。私の留学はインタビューやボランティア等、話す・聞くができれば何とかなる内容だったので、とにかく何が何でも会話ができるようになることを決意! その日から、道を歩いているときは、誰とも繋がっていない電話に向かってその日の出来事を英語で話し続け、休日ともなると「私と英語で話してください」と書いたボードを持って街の公園に一日中座るという生活を続けた。(ボード作戦はなかなか効果があって1日50人くらいと話せました。) その甲斐あってか3ヶ月が経つ頃にはある程度現地の人にインタビューしたり、自分の思いを伝えられるようになった。まさに手段を選ばぬ英語学習の成果である。 トビタテの大きな特徴の一つは「語学力不問」というところだと感じている。そこには「この社会を変えたい!」という熱いパッションがあれば語学なんていう壁は軽々と飛び越えられるという、トビタテのメッセージが込められているのではないかと勝手に思っています。

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あたって砕けろ!とにかく色々なコミュニケーションツールを持って海外へ

合氣道の五月女(千葉大学大学院/ 千葉県立千葉西高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • New York Aikikai ニューヨーク合気会 合氣道専門道場
  • アメリカ合衆国
  • ニューヨーク
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

 私の英語レベルは、トビタテ生の中だけでなく、大学内の中で見ても最低レベルだったと思う。どれぐらいのレベルかというとセンター試験でいうと100点ぐらいの中学生レベルで話すことも聞き取ることすら出来なかった。では、なぜ海外に行って無事に帰ってこれたかというと、持ち前の明るさとたくさんの武器を持って行ったからだと思う。今回は、その武器を紹介したい。 ①自分の紹介動画やアルバム 全てiPhoneのアプリケーションとカメラを使い、渡米前に色々なテイストで動画を作成した。自分の合氣道のスタイルがわかるプロモーション動画や道場の紹介動画といった真面目なものから、ダチョウに蹴られたり池に落とされる動画など馬鹿丸出しのキャラクターを理解してもらうための動画などだ。自分の事だけではなく、家族の写真や大切にしている物の写真をアルバムにして持って行った。映像や写真があると会話が弾ませることが出来る。 ➁日本の文化を紹介するために英語であらかじめ原稿を作って、物を紹介する  とっさに難しい言葉は絶対に出てこない。だからこそ、現地に行ったら紹介したいものに関してとことん調べ、原稿を持っていく事で、コミュニケーションの最初の一歩の準備が出来た。  このような武器を駆使して、お酒の誘いやディナーの誘いは絶対に断らないでとにかく場数を踏んだことが結果的に、言語の勉強に繋がり、たくさんの仲間を作るきっかけになったと感じる。

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英語を話す状況に自ら飛び込む

ヨウスケ(東京工業大学/ 新発田南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アールト大学 School of Art, Design and Architecture 建築学部
  • フィンランド
  • ヘルシンキ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

英語のスコアが要求されたレベルのギリギリの状態で留学を始めた。所属した建築学部の修士課程ではフィンランド国外からやってきた留学生が多く所属しており、ほとんどの講義は英語で開講されていた。大学の授業は勿論であるがそれ以外の時間でも、各国からやってきた留学生と英語で議論や交流することがしばしばあった。出身地によって訛りや癖のある英語を話す学生、英語が母語の学生もいたので、留学が始まった最初の頃は聞き取りに苦戦するという問題があった。その問題を解決するためにも、早く留学先の生活に慣れるためにも、普段からできるだけ積極的に留学先の学生と話すように心がけていた。語学の面では自分がすごく成長したという実感はあまりなかった。ところが、他国からやってきた学生の友達から、初めて会ったときと比べると格段に英語を話すのが上手くなったと言われたことが嬉しかった。

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とにかく日本語から離れる

まる(関西外国語大学/ 大阪府立北千里高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Gustavus Adolphus College
  • アメリカ合衆国
  • ミネソタ州 セントピーター
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

英語の学習方法に関しては、留学を控える誰しもが心配することではないでしょうか。私自身も留学前にどのように英語を上達させようか頭を悩ませました。 2年間留学して、一番効果的だったことは、極力日本語をさける、それが一番効果だったと言えます。もちろん日本人の友人とのコミュニケーションは欠かせませんが、英語で話すことを徹底し、中でも他国出身の友人を交えるなど、英語を話さないといけない環境を常に心がけました。毎日の新聞は英字で、日本のニュースもJapan Timesなど英語に触れる機会を一秒でも多く作ることを心がけました。本気で海外でやっていきたい、他国の人に負けないくらいの学力とコミュニケーション能力をつけたいのであれば、覚悟を決めてやることをお勧めします。

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