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帰国後の進路 / 就職(企業) 67件

留学が育んだ私のキャリア

ちょむ(新潟大学大学院/ 群馬県立太田女子高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マヒドン大学熱帯医学部大学院
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は将来、医療従事者である臨床検査技師となり、日本の医療発展に貢献できる人材になることを目標として留学を開始した。しかしながら、留学先のタイで熱帯医学を学び、またフィールド調査で赴いた感染症流行地での現状を目の当たりにするうちに、自身の本当にやりたいことは何なのかを悩む機会が多くなった。このままでは留学前に設定した目標がうやむやになり、モチベーションやパフォーマンスも低下の一途を辿ることを危惧し、しっかりと自分自身を見つめなおす時間を設けることにした。見つめなおしてみると、自身が臨床検査技師となり医療に貢献したいという目標の根幹には、人々の健康的な生活を守っていきたいという思いがあることに気づかされた。このような潜在意識に気付いてからは、自身の根幹にある思いを達成するため、臨床検査技師以外にも視野を広げ職種を調べるようになり、その結果、日用品、特に殺虫剤分野において特化している一般企業の研究開発職として内定を頂き、新たなスタートを切ることとなった。臨床検査技師は患者の病態を検査し、医師に病気の状態変化やその原因を推定してもらうための手掛かりを受け渡す重要な業務である。しかしながら、その業務は病院に訪れた患者にしか施すことができず、限られた人々の健康維持あるいは病気の早期発見にしか貢献することが出来ない。私が内定を頂いた殺虫剤の研究開発職では、より安価で効果のある殺虫剤の研究、開発を行うことで日本、延いては世界中の人々に健康的な生活を提供できると考えている。私は留学を通して、自身の将来を見つめなおす機会を与えてもらい、就活においても、留学で培った度胸を大きなアドバンテージとすることができた。

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海外での就職活動

新見 嘉崇(信州大学大学院/ 徳島市立高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リベレツ工科大学 繊維学部 衣服工学課程
  • チェコ
  • リベレツ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学の時期によっては帰国直後に就職活動が始まる人がいるので不安に思う人がいると思いますが、海外を会場に留学生に向けた就職活動イベントが実施されています。留学前にはイベントの存在を認識していなかったのですが、留学先で出会った学生から早い段階で情報を得ることができ準備を早く始められたため、就職活動がうまくいきました。もし帰国後の就職活動に不安を抱いている人がいるのであれば、海外で行われるイベントに関して事前に調べてみることをおすすめします。

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就活は結局なんとかなる

シン(東京工業大学/ 神奈川県立茅ヶ崎北陵高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィーン経済大学、情報学科
  • オーストリア
  • ウィーン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学前、留学時期の関係からいわゆる一括採用の就活をすることが難しいとわかり、一時は休学も視野に入れましたが、とりあえずやれることだけはやっておくかという気持ちである会社に応募してみたところ、自分に非常に合っていると感じて結局留学前に就活を終えることができました。留学による就活への影響を考えている人は、悩む前に行動してみるのが良いと思います。

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留学先でOB訪問も可能

高原優(筑波大学大学院/ 静岡県立三島北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フランス国立農学研究所(INRA)
  • フランス
  • ボルドー
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学前、日本にいるときに企業の現地で働く人の情報を得ておくと、現地にいる方とスムーズに面会することができる場合があります(企業によると思いますが)。私はある企業の方と留学前にOB訪問のような形でお話しする機会があり、その時に留学の話をしたところ、現地で働く日本人社員を紹介してもらう事が出来ました。 留学中にメールでやりとりし、現地で社員の方と会って話を聞けたため、企業の海外での事業方針などがわかりました。将来日本の企業に就職し、海外にも行ってみたいと思う方は、私のようなやり方で企業研究をすると、日本にいてもわからないこと、情報が手に入ると思います。将来像を描くこともできるようになるので、可能な方は是非。

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夏採用の準備は早め早めに

彩菜(慶應義塾大学/ 頌栄女子学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブルゴーニュ大学(語学留学)、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(開発学、人類学)
  • ケニア・イギリス・フランス
  • ディジョン、ロンドン、ナイロビ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

民間企業の夏採用の枠は非常に少なく、かつスケジュールも通常選考のように一斉スタートではないので情報収集とスケジュール管理が非常に重要になります。中には3月時点でESを出しておかないと7月の夏採用を受けられない企業もあります。通常選考と同じスケジュールでスカイプ等で面接をしてくれる企業もあるので、要注意です。私は一回スケジュール調整ができず人事の方に頼みこんで日程をずらしてもらいましたが、その日程がケニアにいた時期だったのでWifiの安定しないナイロビのホテルでWebテストとスカイプ面接を受けました。かなり冷や冷やしたのでスケジュール調整は入念に、もしダメだったら直接人事の方に頼んでみてください。個人の体験ではありますが、海外留学中の就活生には少し柔軟に対応してくださるところもあるかもしれません。

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グローバル企業との出会い

星歩(慶応義塾大学/ 横浜平沼高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カリフォルニア大学サンタバーバラ校
  • アメリカ合衆国
  • サンタバーバラ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学をすることで、日本では知名度が低いが、世界的に評判が良いグローバル企業に出会えるチャンスがあります。私は、1年以上の留学経験がある人限定のキャリアフォーラムに行き、私の就職先の企業に出会いました。自分の性格や経験、特質に一致し、そしてやりたい仕事ができる企業で、私にとってその企業への就職が最善だと思いました。留学は決して就職に不利になることはなく、そういった選択肢を増やす意味でもプラスがあります。

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ボストンキャリアフォーラム

新次郎(大阪大学/ 私立灘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブリティッシュ・コロンビア大学 ソウダービジネススクール
  • カナダ・デンマーク
  • バンクーバー、コペンハーゲン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

特に北米に留学される皆さんは、毎年冬に行われるボストンキャリアフォーラムという就活フェアに参加してみてはいかがでしょうか。たくさんの日系企業、外資系企業が一挙にボストンに集まり、また多くの海外で学ぶ学生が集まります。各企業はブースを出しているので、そこで会社説明を聞けると同時に、面接も多くの企業が行ってくれます。

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留学中の就活

マーライオン(公立大学法人国際教養大学/ 私立大妻中野高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シンガポール国立大学 人文社会科学部
  • シンガポール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学中に就活が始まったので、ただでさえ忙しい大学の勉強との両立は正直とてもきつかった。受ける企業の数をかなり絞り、効率よくエントリーシートを書くことを心がけ、乗り越えた。

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トビタテのおかげで自己PRに困らない!

みき(中央大学/ 愛知県立旭丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チュラロンコン大学・経済学部
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

多くの学生にとって留学をする上で就活は懸念点の一つだと思います。しかしトビタテ生の場合、自分がどういう人間で、将来どうなりたいのかが留学出発時点である程度定まっているため、就活における自己PRで困ることはないと思います。また私の場合、留学をしたことで自分と向き合う時間が増え、冷静に将来を考えることができたので非常に良かったと感じています。

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研究職の就活@海外

にょん(京都大学/ 愛知県立岡崎高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カセサート大学(Faculty of Agro-Industry)
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学中に就職活動をすることは、多くの留学生にとって悩みの種でした…!!私の場合、化粧品の研究職に絞って就活をすることにしました。まず、会社をリストアップし、1月ごろにskypeの面接や一次面接のスキップなどの、留学生の対応ができるかどうかをメールで問い合わせました。幸運なことに、20社中19社はダメでしたが1社に興味を持ってもらい、内定につながりました。この方法はリスクもありましたが、留学生に興味があり、かつ柔軟な対応が可能という私の会社選びのフィルターを通すことができたので、結果的にとても風土の合う企業と出会うことができました。(ちなみにメールが全滅していたら7月帰国後の就活、または第二新卒になることを検討していました。)

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