自分の力を信じて、孤独にも劣等感にも打ち勝て!
あまね(常磐大学/ 茨城県立水戸第二高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- 敏實科技大學
- 台湾
- 新竹・台北
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
私がこの留学生活の中でぶつかった一番大きな壁は、博物館でボランティア活動を行う上での孤独と劣等感でした。 留学前に二つの博物館でボランティア受け入れの許可が下り、私はとても誇らしく楽しみな気持ちになっていました。短期間ではあるけれど、あこがれの場所で活動ができる!と心躍らせていた日々は、いざボランティアガイドの研修が始まるとともに一変しました。難しい外国語での講義や周りの受講生のレベルの高さを目の当たりにして、初めて「自分には無理かもしれない。」と絶望的な気持ちになりました。案の定、一度目のガイドテストでは、二つの博物館両方とも不合格になり、ここまできて何もできないまま終わるのだろうかと孤独と劣等感に押しつぶされそうになりました。 そんな時、私を支えてくれたのは母からの一本の電話でした。「二十歳そこらのあなたが何もできないのなんて当たり前。でも、そんな中でがむしゃらに努力することが、未来の自分への贈り物だよ。」母のこの言葉で、私は自分の中の暗い気持ちにけりをつけることができました。孤独と劣等感に飲み込まれ、落ちるところまで落ちきったらあとは上るだけ!自分はできる!そのためにここまで来たのだと気持ちを奮い立たせ、時間の許す限り努力を続けました。 結果、二度目のガイドテストではどちらも合格をいただくことができ、晴れてボランティア活動を開始することができました。 留学先は未知の場所、分からないことにもできないことにもたくさんぶつかります。時には孤独と劣等感に飲み込まれてしまうこともあるかもしれません。ですが、そんな時こそ自分でも気づいていない自身の力を信じて、暗い気持ちに打ち勝ってください。何かに挑戦をして、ときに私たちを襲う孤独と劣等感は、実は人が成長するための土壌となるものです。
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