翔太(中京大学、中京大学大学院/ 私立愛知高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- TV Emsdetten(プロハンドボールクラブ)
- ドイツ
- 留学テーマ・分野:
- 専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学の中で、家探しが一番苦労した。
家探しの方法は、ウェブサイトを通して自分に合うシェアハウスを見つけ、メッセージを送り、返信があれば、アポをとり、実際に家に足を運び、家の様子を見て、入居者と会話をし、他の候補者との兼ね合いで入居可能かどうかの連絡を待つ、という流れである。
私は5件程断られた後、やっとの思いで入居することができた。
なぜ5件も断られたのか。他の候補者との兼ね合いもあるが、「語学力」というのが大きな問題の一つである。シェアハウスの入居者は多国籍で、英語での会話であったのだが、何を言っているのか聞き取るのにかなり苦労した。そんな状態なので、会話も盛り上がらず、他の候補者に負けたのだと分析している。
そこで、相手が話すよりも自分が話す時間が長いように話すことを準備し尽くして臨んだ。また、質問されそうなこと、それに対する答えも細かく準備した。アポの当日、家を案内された時に色んなことに反応し、いちいち質問したり感想を述べたりした。キッチンを案内された時は、「きれいだね、料理よくするの?僕の得意料理は、、、で、、、日本食は何が好き?あ、可愛い食器だね、、、」、風呂場を案内された時は、「ここでシャワーが浴びれるわけね。日本では、大抵浴槽があって、、、あ、シャンプーこれ使ってるんだ、、、」という様子である。
結果、そうして臨んだシェアハウスに住むことができ、楽しく過ごすことができた。
現地でハンドボールの指導をする時にもこの経験が生かされ、準備し尽くして臨むことでドイツ語で指導することができた。