ルームシェアで大事にしたいこと

後藤美宇(広島市立大学/ 大分県立安心院高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- コペンハーゲン大学 人文学部 東ヨーロッパ専攻、NGO団体「Trampoline House」
- デンマーク
- コペンハーゲン
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
私は留学先の部屋に到着して初めて、2人のルームメイトが2名とも国籍の違う年上男性であることを知りました。 最初は不安が多かったですが、次の3つのことを大事にすることで上手くルームシェアを行うことができました。 ①あくまでも自分軸で動く ルームメイトから何遊びに誘われたり何かを頼まれた時、特に仲良くなりたての時期などは断りにくいかもしれません。その誘いが自分の生活の中で支障にならない時間帯などであれば、もちろん行くべきだと思いますが、でもあんまり気が乗らない誘いははっきり断っても全く問題ありません。私は留学当初からルームメイトに毎週のようにバーやディスコに誘われていましたが、留学が終わるまで一度も誘いに乗りませんでした。でも、誘いを断ったからと言って仲が悪くなるようなことはありません! ②我慢しない 同じ空間を共有して生活する中で、特に文化の違いなどが顕著な場合は、我慢をしてストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。 でも、たとえばルームメイトの声が大きすぎて夜眠れない場合や、キッチンなどの共有スペースの使い方にあまりにも問題がある場合は、我慢せず本人に伝えることで、意外と解決するかもしれません。 私の場合は、ルームメイトと3人で夜ご飯を食べた日などに笑いながら(ジョークっぽく)不満を言ってみることで、相手の機嫌を損ねることなく問題を解決することができました。 ③一定の交流の時間を持つ 自分軸を大事にする一方で、交流の時間を持とうとする姿勢を見せることも大事だと感じました。 実際に、異なる国から来たルームメイト同士で話したり遊んだりすることは、とても楽しい文化交流になります。 不満を笑いながら言い合えたり、誘いを悪気なく断ったりする良い関係性であるためにも、交流してお互いを理解しておくことは重要だと思います。
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