留学大図鑑 留学大図鑑

費用 / 奨学金 68件

不測の事態に備えて、プランB(C)を用意しておくべき

大山壮歩(千葉大学/ 麻布高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Massachusetts General Hospital Department of Pathology
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

 私の今回の留学はトビタテがなければ実現不可能だったため、事務局や支援企業を含めた関係者の皆様にはいくら感謝してもしきれない。その大前提の上で、今回の自分のエピソードを後進への教訓としてシェアしたいと思う。  留学を開始してから現地でしばらく経った頃に事態は発覚した。私は大学を通じて、奨学金の書類のやり取りをしている中で、どうやら本来もらえる予定で話が進んでいた授業料がもらえないということがわかった。詳しく書けば、今回留学したマサチューセッツ総合病院(MGH)はハーバード大学の関連病院であり、そこのプログラムに則った単位交換留学ではあるものの、直接大学に所属しているわけではないため授業料はもらえないという主旨のメールをいただいた。私はその少なくない授業料をもらったとしても、かなりギリギリの資金でやりくりしていたため、正直これにはかなり困った。  結論からいえば、日本にいる両親から借金をすることでなんとか事態を切り抜けることができたのだが、留学中は本当に何が起こるかわからないし、異国の地で資金が尽きるということさえも考えて第二、三の策は常に考えておくべきだったと身に沁みて痛感した。

続きを見る

とにかく応募してみる

AT(早稲田大学/ 都立小石川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベルリン由大学文献学専攻
  • ドイツ
  • ベルリン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

 私はトビタテの奨学金で留学することができましたが、実はぎりぎりまで応募を躊躇っていました。トビタテが求めているのは企業で即戦力になるような分野の人で、文学・映画研究をしている博士過程の学生が(しかも日本のことではなくてドイツのことを研究している学生が)、採用されるわけがないと思い込んでいたのです。どうせ落ちる、と言い聞かせておいてショックを和らげたいとも思っていたので、計画を練るのにもなかなか身が入らないでいました。  それでも何かのきっかけで、とりあえずやるだけやってみようと思い、しっかり対策を練ってみようと要項・宣伝資料・そしてこの留学図鑑を読み込んで、この機構がどんな学生を求めているのか、自分や、自分の研究どんな面がその像と近いだろうかと考えることを始めました。  そうすると、はじめは機構が求めているものと自分は全く異なっていると思っていたものが、実はそれほど異なっていないということに気づき、さらにどこか漠然と続けていた研究が、どんな職や事業につながっていくのか、社会にどんな効果を及ぼせるのかということを考えるようになり、応募書類を完成させる頃には具体的にイメージができるようになっていました。  こうした経緯があるので、私は応募を躊躇っている人すべてに、とにかく挑戦してみることをお勧めします。しっかりと準備をして、何度も熟考していけば、最初は思いもよらなかった発想にたどり着くこともあります。そして考え抜いたと思ったら、あとはもう考えすぎないで飛び込んでみることで、期待通りの結果が得られるかもしれないし、もっと何かが得られるかもしれないし、挫折するかもしれませんが準備した内容や行動したという事実は絶対に自分のためになるはずです。

続きを見る

自分でわからないことは、頼れる人に頼らせてもらう!

ゆまたばし(お茶の水女子大学/ 私立晃華学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Rice大学 Center for Theoretical Biological Physics
  • アメリカ合衆国
  • ヒューストン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

留学日程を決めるのが今回の留学の中で一番難しかったです。大学の授業日程や、留学先大学の予定、現地で滞在する寮の開放期間やトビタテ 奨学金の期間設定など、様々な機関の条件を確認し、決めるというのは想像していたよりも大変でした。自分が留学する上で押さえるべき全条件を把握するのにあたり、それぞれの機関の詳しい方に、これはどうかあれはどうかと質問しました。すると、自分でもしつこいかなと思うほど聞いていたにも関わらず、どの方も本当に丁寧に教えてくださり、結果、一つも条件を取りこぼすことなく日程決定をすることができました。自分の留学をサポートしてくれる方に恵まれてとても心強かったですし、自分で分かりかねるところはプロに聞くのが一番だと実感しました。

続きを見る

トビタテに採用!

香澄(新潟大学/ 新潟県立津南中等教育学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブリストル大学
  • イギリス
  • ブリストル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学には多額の資金が必要で、両親への負担を減らすためには奨学金を受ける必要がありました。そのため、奨学金をもらえる基準となる成績は修められるようにしていました。また、トビタテにも挑戦し、結果として採用していただけたため、両親への負担を最小限にすることができました。

続きを見る

お金が無くちゃ始まらない

マサムネ(横浜国立大学大学院/ 都立八王子東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Nanyang Technological University, School of Mechanical and Aerospace Engineering
  • シンガポール
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

いくら留学したいという熱意があっても、留学のためのお金が無ければ留学することはできません。そこで私は留学のための奨学金を探し、トビタテに行き着きました。トビタテではやりたいことに熱意がある人を求めているということで、お金が無いけどどうしても留学したいという私にはぴったりでした。書類審査や面接では、とにかく私の留学に対する熱意を伝えることに重点を置きました。その際に、ただ熱意があると言うだけでは熱意は伝わらないので、留学に向けて自分がこれまでどういう行動を起こしてきたかを具体的に述べました。その結果、無事にトビタテの選考を突破し、留学を実現することが出来ました。

続きを見る

留学後に海外からの出願

鈴木政広(九州大学、メルボルン大学大学院、グリフィス大学大学院/ 愛媛県立川之江高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • メルボルン大学大学院社会・政治科学研究科修士課程(犯罪学)/グリフィス大学大学院犯罪学研究科博士課程(犯罪学)
  • オーストラリア
  • メルボルン・ブリスベン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

博士課程においては大学から奨学金(3年間の授業料・生活費・保険料プラス最大6ヶ月の延長可)を頂いていたのですが、データ収集のトラブルにより3年間以上にわたって待機せざるを得なくなったため、博士論文提出までに奨学金が切れることとなりました。そこで海外から、かつ、既に課程在籍中でも出願できる奨学金を探して応募することとしました。そして、JASSOの海外就学奨学金(大学院)に採択されました。このように、既に留学中でも出願できる奨学金は数は少ないものの存在するので、あきらめずに探して応募してみることが重要です。

続きを見る

早めにリストアップ

高橋あさみ(東京大学公共政策大学院/ フランクフルト・インターナショナル・スクール)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カルフォルニア大学バークレー校
  • アメリカ合衆国
  • サンフランシスコ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

一番条件の良い組み合わせがもらえるように一年以上前からリストアップ、書類を準備すべし!

続きを見る

早めのリサーチが大事!

mayu(メイヌース大学/ 市立札幌大通高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • メイヌース大学 インターナショナルファウンデーションプログラム
  • アイルランド
  • メイヌース
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

留学はやはりお金が掛かってしまいます。私はどうしても家族に負担をかけたくなくて、奨学金が貰えなければ海外進学は諦めようと考えていました。そんな時、日本学生支援機構の海外留学支援制度(学部学位取得型)という給付型奨学金の情報を見つけました。このおかげでそれまで周囲に言い出せずにいた『アイルランドの大学に正規の学生として入学する』という目標を現実にする一歩を踏み出す事が出来ました。応募期間の締め切りなどもあるので、早めにインターネットで調べて計画的に応募することをお勧めします。

続きを見る

トビタテ!留学JAPAN

Yui(京都外国語大学/    )

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Hundeschule Freude am Hund / Tierschutzverein Tierheim München
  • ドイツ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私はトビタテに2回応募しており、一度目は不採用だった。計画を綿密に組み直し、留学する目的をはっきりさせたことで、リベンジを果たすことができた。正直、自分には敷居が高いのではないかと感じていたが、諦めずに挑戦してよかったと思う。

続きを見る