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周囲の説得 114件

驚きと納得、理解

しょう(九州大学/ 旭丘高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ISAE-SUPAERO・航空宇宙工学
  • フランス
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

海外での友人作りは難しかったりする。言語が大きな問題となることがあるが、文化の壁も険しいことが多い。今回私が共有したいフランスでの経験は、「驚きと納得、理解」があると、長い友人付き合いができる事だ。 欧州人には、『日本人は真面目』という先入観があるが、これは友達作りには有利である。実際私は、以下のように「驚きと納得、理解」が築けて友人に恵まれた。まず、私が冗談を言えば、彼らの先入観は覆されて、存在感を与えることできる。私は、入学当初は冗談しか言わなかったため、「驚き」となって私の存在を強くアピールできた。また、相手の言うジョークはその場でメモをとり、知らない言語の時には、私の冗談集に直接書いてもらった。その姿勢が日本人は真面目という先入観と一致し、「納得」した。その時、私の冗談集の文化別に整理された過去のジョークが彼らの目に入り、『異文化を学ぼうという態度』を視覚的に「理解」してもらえた。このようなサイクルを経て、気の合う仲間に恵まれた留学生活を送ることができた。 『日本人は真面目』という先入観は、大きな武器である。先代の先輩方が築いてこられてこの遺産に感謝して、日本人であることを誇りに生きていきたい。

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インターンシップでの同世代の友達の作り方

ほりい(京都工芸繊維大学大学院/ 京都府立桃山高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Heliv group srl
  • イタリア
  • ヴェネツィア
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

インターンシップをするとなると、なかなか現地の同世代の人、つまり大学生であったりと友達になれないということが不安としてあげられると思います。そんな時は日本人の交換留学生とまず仲良くなることで、留学生を紹介してもらえて、友達がたくさんできると思います。私は実際に日本人の交換留学生のおかげで同世代の様々な国の友達を作ることができました。

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既成事実の積み上げ!?「本気」の伝え方

かいぬめ(大阪大学/ 長野県長野高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of the Free State, Faculty of Humanities
  • 南アフリカ
  • ブルームフォンテイン
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

大学への留学でしたが、家族にとっては南アフリカは”アフリカ”。私費留学だったため日本での所属大学が後ろに控えているわけでもありません。両親へ最初に留学希望を伝えたときは猛反対されました。エボラが~、テロが~とことある毎にアフリカなんてダメだというメッセージが届く日々。また祖父母も、もちろん反対。その時の言葉が印象に残っています。「人間には大事なものが2つある。1つは”安定”で、もう1つは”人と同じ”であることだ。」しかしどうしても行きたかったので、家族には内緒で奨学金も含め留学準備を進めました。何とかトビタテに合格し、奨学金を取ったことを伝えました。すると両親の反応も変化。ただの奨学金、されど奨学金。僕がきちんと計画しており、しかもそれが奨学金をもらえるものであること、しかも文科省が進めている「日本代表プログラム」、僕の「本気」を伝えるのにとても良いシグナルになりました。特にトビタテは文科省が政策として進めているので、詳しく留学奨学金事情を知らない層でも信頼度は高そうかなと思います。家族の説得材料として、トビタテ、おすすめです。

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両親の説得

佐藤雅士(東京大学/ Westside High School)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京大学・封固封固企業股份有限公司
  • 中国・台湾
  • 北京・高雄
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・経済・商・観光

私の場合は母が台湾人のため、民族の観点から反対されてしまったが、最近では大気汚染がメディアで大きく取り上げられているため、そういった健康面で両親から反対されることがあるかもしれない。 アドバイスとしては、もちろん健康面でのリスクはあるが、日本の留学生は海外留学保険の保障制度が手厚く、診察や治療にほとんどお金がかからないため、その点をしっかりと説明するべきだ。 また病院に関しても、日本人を積極的に受け入れている病院も多く存在し、そういった場所のほとんどの先生は日本語も堪能なため、語学面での心配もいらない。

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家族の説得

北原 春華(宮崎大学/ 私立NHK学園高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 東呉大学日本語学科、中国文化大学華語中心
  • 台湾
  • 台北
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は、大学入学時より留学に憧れを抱いてはいたが、1年生の時に両親にその思いを打ち明けるとあまり乗り気でない返答が返ってきた。 しかし、今回の留学では「宮崎県内の就職で役立つ」「返済不要奨学金を貰って留学することが出来る」という二点が留学を応援してもらえる大きな要点になった。 トビタテの説明に関しては、「国の国家プロジェクト」であるということ、「宮崎県地域人材育成コースの1期生になることが出来る」ということ、「事務局のサポートがしっかり受けれらる」という部分を特にしっかり説明した。 両親は、最初は受かるわけないと考えて許可してくれていたようであったが、審査に合格した後は心から応援してくれていた。帰国後に、事務局や国内インターンシップ先へ一緒に行った際の周りの反応や、留学報告会で私の頑張りをわかってくれたようで、認めてくれたように感じている。

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自分のやりたいことを理解してもらうよう粘り強いコミュニケーション

M.T(名古屋大学/ 岐阜県立可児高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • RÖER STORBERG
  • ドイツ
  • ケルン・クレーフェルト
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は、浪人を経験した上に卒業を1年伸ばしての留学であったため、家族からそこまでして留学に行く必要があるのかということで反対を受けました。しかし、私の場合は研究室の教授が味方でいて下さっていたので心が折れることなく家族と話し合いをすることが出来ました。その結果、両親からも後悔内容に好きなことをしなさいと言ってもらい無事、今回の留学を実現することが出来ました。このような過程があったからこそ、自分の思いで決めた留学を教授から頂いた「君がexciting出来る人生を歩みなさい」という言葉を胸に刻み頑張ることが出来ました。

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意見を通したいなら、実績や努力を見せろ

たけ(東京工業大学/ 東京都私立城北高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シンガポール国立大学 Department of Physics Organic Nano Device Laboratory
  • シンガポール
  • シンガポール
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)

私が留学をするといった時に、最初家族から反対を受けた(なんで留学する必要があるの?はっきり言って留学で在学期間を延ばすことは不利だよ など)。もともと私の家族は留学に対して、いい印象を抱いていなかった。というのも、最近はただなんとなく海外に行って遊ぶ”遊学”も目立ってきたからである。もちろん全員が遊学をしているわけではないし、遊学でも得られることはあるが、無意味に金をかけたり学生時代を延長して遊んでくるのは家族としてはあまりいい印象を抱かないだろう。じゃあ遊学と思われないためにはどうすればいいのか?答えは留学に対して真剣に取り組むことである。私の場合は奨学金を取得したり、学内の選考を通過したり(実績)、努力している様子(家にこもって英語を勉強している姿)を見せることで認めてもらった。人は一生懸命頑張っている人にやめろとはいいづらいのである。

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行くからには何かを得て帰ってくる!

かれん(宮崎大学/ 宮崎私立鵬翔高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 大葉大學 應用日語學系
  • 台湾・モザンビーク共和国
  • 台湾彰化県
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私の両親は、海外経験がありません。私が、一年生の時短期の語学留学にフィリピンに行った際の話をすると、「楽しかったのはよかったね英語も話せるようになったね、目標は達成できた?」と言われました。私はそこで「英語が話せるようになりたい」という漠然とした目標しか持っていなかった自分に気づきました。もっと具体的な目標を立てていたなら私はもっと頑張れていたのかもしれないし、行動も変わったのかもしれないと気づかされました。フィリピンから帰ってきた私は、英語はツールでありもっともっと海外に出たい、もっと世界を見たいと思うようになりました。でも行くだけじゃもったいない、行くからには絶対何かを得て帰ってこようと決めました。それから、長期休みを利用して韓国へ異文化理解の留学をしたり、ベトナムで海外ビジネスインターンシップに参加したりしました。それも、ただ行くのでは無く目標と得るものを全部得て帰ろうという志を持ちながら行いました。すると、私の行動は大きく変わりました。具体的な目標と行動もしやすくなり、ゴールが見えるから自然と頑張っている自分がいました。また、帰国してからの行動も大きく変わりイベントの企画に携わったり、専門外のことの勉強も始めました。 あのときの両親の言葉はたった一言できっと両親は忘れてしまっていると思うけれど、私にとっては人生を変えるくらい心に響いた言葉でした。両親に感謝しています。

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説得???

坂井 亮(新潟大学/ 新潟県立新潟南高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CSLI SEAMEO 清華大学
  • シンガポール・中国・カナダ
留学テーマ・分野:
語学留学・英語と中国語

私は留学に関して家族の説得が一番大変でした。説得できなかったら自分で手配を始めてみるのも一つの手だと思います。航空券を取って、寮を予約して、学校へ入学手続きをして、その後に親御さんを説得してみてはどうでしょうか?自分できちんと準備をして熱意を伝えれば理解してくれる親御さんも多いはず???

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想いを伝えれば家族は分かってくれる!

Mahoro(東京外国語大学/ 東京都立武蔵野北高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Protestant Institute of Arts and Social Sciences
  • ルワンダ共和国
  • ブタレ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・法律・政治・国際関係学

途上国に留学する人の多くが経験するのが家族の説得だと思います。 私も初めてルワンダに留学したいと話したとき、家族は快く賛成してくれませんでした。 日本から遠く離れ、あまり情報のないアフリカで一年間暮らすということは、親からするととても心配なことなのだと思います。 しかし、なぜルワンダに行きたいのか、なぜルワンダでなければいけないのかをきちんと伝えると、私の想いを理解してくれ最終的には私の留学を誰よりも応援してくれました。 今、家族に言い出すことをためらっているみなさん、反対されているみなさん、ぜひもう一度家族の方と向き合って自分の想いを伝えてみてください! きっと理解して快く送り出してくれると思います。

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