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周囲の説得 117件

自分で計画し、それを声にすることの大切さ

國分悠菜( 福島工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • フィリピン
  • ボゴシティ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

 私は小学生の頃から、テレビや雑誌で見る海外での生活や外国の文化に興味を持っていました。私の住んでいる地区では、中学生15人が毎年夏に、アメリカで2週間のホームステイやキャンプを実施するという町が支援するプログラムがありました。私は小学生の頃からの海外への憧れもあり、それに参加したいと両親に伝えましたが、話すらろくに聞いてもらえずに、反対されました。私はその時、お金の工面が大変なのだろうと考えていました。しかし、高校生になってトビタテに応募したいと伝えたところ、どんなプログラムで何をしたいのかを真剣に聞いてくれました。もちろん初めは良い反応ではありませんでしたが、自分が将来の夢のためにボランティア留学をしたいという強い思いと、現地で実際に何をするのか、何を学びたいのかという細かいところまで、はっきりと自分の言葉で伝え続けたところ、「そんなにやりたいことがあるなら、やってみればいい。」と言ってもらえました。その時に私が感じたのは、中学生の頃に両親が反対したのは、お金の工面ではなく、私の留学への気持ちがはっきりしていなかったからだということです。遊びに行くような甘い気持ちで挑戦できることではないと分かって欲しかったのではないかなと感じました。私の両親は、トビタテのように自分で計画して、それを国や企業の方が評価して採用されて、初めて留学が出来るというところに魅力を感じたのではないかと思います。私はこの経験から、いくら親子でも、言葉にしなくては伝わらないものも沢山あるということや、大切なのは自分の留学への思いや、綿密な計画性をはっきりと自分の言葉で伝えること、口に出すことだと改めて気付くことが出来ました。

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とにかく熱意!

かんだみき( 共立女子第二高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • selenat孤児院
  • エチオピア
  • アディスアベバ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

何に関しても、熱意がなければ始まりません。 どんなに親に反対されたとしても、怯まずに立ち向かいましょう。 自分の意志をしっかり伝えれば理解してくれるはずです。 熱意さえあれば、最終的にはなんとかなります。

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治安が悪いと言われている場所への留学

はたやん/マーヘル(明治学院大学/ 茨城県水城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シリア人支援団体サダーカ インターンシップ
  • ヨルダン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

私は中東地域への留学でしたので、親からは最初はとても反対されました。しかしながら、ヨルダンの治安は周辺国よりも格段に安定していましたし、事件が少ないこともわかっていました。一つ大きな判断基準として、青年海外協力隊の有無が治安基準として推し量る材料に使うことができます。JICAの協力隊が派遣されている場所は、一定の治安が確保されている場所です。もし、治安面について説得したい場合は、ぜひその判断材料としてご活用ください。

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留学先の情報をしっかり伝える

Rina(武蔵野大学大学院/ 静岡県立藤枝東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コンケン大学製剤学研究室
  • タイ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学先がタイということで、両親は生活環境に不安を抱いていました。 私自身、タイの生活環境には不安がありました。そこで、現地の学生さんにお願いして大学や寮の写真を送って貰ったり、大学紹介の動画を見たりして、両親に留学先の情報を伝えました。 自分だけでなく、サポートしてくれる周囲の方々の不安を少しでも取り除けるように努めました。

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欧米人とアジア人との付き合い方

なかさん(香川大学/ 香川県立高松高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハルムスタッド大学
  • スウェーデン
  • ハルムスタッド
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

どんなコミュニティーにも、マイノリティとマジョリティがあり、人種の場合、どうしても同じ母国語で話すことは楽だから、同じ人種で固まってしまう。スウェーデンでの留学生の場合は、ドイツ人や中国人が多くそれぞれが固まってしまっており、お互いのグループがお互いのグループを怖がっていた。こうした状況で、私もまたはじめのうちは、グループを怖がってしまっていたが、一対一で話すことで、不安は解消した。はじめに感じていた、人種の違いによるとっつきにくさは、人種ではなくグループにより感じていたもので、個人対個人になると、こうしたものは感じにくくなると思う。友達ができないと感じたときは、一人ひとりとの会話を大切にして、会話を深めていくとよいと思う。また、語学的に劣っていた私は、思いっきりバカになり切ることで、みんなと仲良くなった。また、全てのイベントやスポーツに参加すると決めるなど、研究以外でも人と関わる機会を増やした。

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自分の強い想いを素直に伝えること

Tsunoda Mio(明治薬科大学/ 都立両国高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Amoun Company/GlaksonSmithKrain/The University of Hertfordshire
  • エジプト
  • カイロ、アレクサンドリア・ロンドン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

海外へ留学するとなると、心配になる要素の一つは治安だと思います。 私が留学した国は、エジプトとイギリスでしたが、両国ともにテロによる爆発の報道が絶えないような時期に留学しようと決意しました。危険というイメージがある国に留学したいという思いがどうしたら家族に伝わるのか、理解してもらうのに苦労するのは目に見えていました。 どうしたらできるだけ心配させないようにするか色々考えましたが、話を盛らずに素直に感じていることを心から伝えることが、一番の方法ではと気づきました。 手紙で自分の留学に対する想いを綴って渡し、現地のサポートが手厚いこと、それでも留学したいという強い想いを伝えれば両親にも必ず伝わる、ということを実感しました。手紙は効果絶大!

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自分のやりたいこと、夢に賛同してもらえるよう努力する

Thomas.I( 東洋大学附属牛久高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Swanage Railway, ETC International College (Language School)
  • イギリス
  • ボーンマス・スワネージ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・鉄道留学・語学留学

僕の場合は、何度話しても本気にしてもらえず、「応募した。」と言ってもあまりにも競争率が高いので、「受かるわけない。」と言われてしまいました。それを言われた時、本当に悔しくて『自分の力でやってやる!」と決めました。それから学校の先生に相談したり、留学エージェントの方とも連絡し合って、自分のプランを作り上げていきました。そして、一次審査・二次審査と合格していく過程を見て、初めて僕の夢について話を聞いて、理解を示してくれました。なので、本当に自分のやりたい事や夢があるのなら、最後までめげずに自分の思いを貫き通すことが大切であると思います。

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高度な要求に応えられない

Karikaripiano( 和歌山県立星林高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ニース夏期国際音楽アカデミー
  • フランス
  • ニース
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

夢のようなレッスン。しかし、わくわくすることばかりではありませんでした。 回を重ねるごとに、アドバイスはますます高度になっていきます。 すべきことはわかるのに、即座に対応できない。体に染みついた奏法をすぐには変えられない。 もっと多くのことを学びたいのに・・・という気持ちが焦りにつながり、悔しい思いをしたこともありました。 この解決に向け、私が取り組んだこと。それは、先生の手本をより注意深く聴き、違いを探すこと。そして、自分の演奏を録音し、比較してみることでした。 これを繰り返すうちに、技術の向上を実感できるようになったのです。 困難に直面したとき、自分を客観的に見つめ直し、他と比較してみること、これは、ピアノ留学以外にも応用できる課題解決法だと、私は考えます。

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自分が高校生のうちに留学する意義を明確に!!

kanon( 富山県立富山東高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Feilding  High  School
  • ニュージーランド
  • パーマストンノース・フィールディング
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私の学校は、トビタテ留学Japanを知らなかったので、私がこの学校のトビタテ生第一号でした。 はじめは、私が留学したいということを担任の先生に言っていたのですが、 ①高校のうちに留学しなくてもいいんじゃないか ②勉強はどうするのか といったことがあり、反対されていると思っていました。 もっと日本で学んでから行ったほうがいいのでは??いつも言われました。 しかし!!私は嫌でした。今じゃないと嫌でした。 でも許可を得るには気持ちだけではだめでした。 やはり、海外に行くということは簡単なことではない! 行く前に軽い気持ちでいっても、帰ってから後悔するだけです。 そのため先生を説得するため自分に「なぜ」を問いかけ続けました。 結構苦しいこともありました。しかし行きたいのなら、先生を説得させるしかありません! 結果、先生は私のことを理解してくださり、書類づくりや面接の練習をする際 大変お世話になりました!今では先生があれだけ私に「なぜ」を問いかける機会を作ってくれたことに 感謝しています!

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中国留学は危険?

まっつん(東京外国語大学/ 私立武蔵高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 復旦大学新聞学院
  • 中国
  • 上海
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

中国は空気が汚い、反日、衛生環境が悪いといった印象も強く、留学に反対される場合もあるかもしれません。僕の場合もそうでした。ただ、実際に行けば分かるのですが、中国の都市部の生活はそれほど悪くないですし、北京や上海のような大都市なら生活水準は日本と変わらないといっていいと思います。反日感情についても、決して無いわけではありませんが、少なくとも大学で勉強している限りは接する機会は少ないと思うし、旅行中にもそれが暴力等に繋がることはほとんどないと言って大丈夫だと思います。空気に関しても、北京は確かに悪いですが、上海や南の都市であればだいぶ軽減されます。といってもなかなか説得は大変だと思うので、既に行った先輩の話に相談したりして一つ一つ疑問を解決してみてください。必要であれば僕も協力します。

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