"苦しい時こそ、素直に自分の気持ちを相手に伝える"大切さ
藤原 昌敬(石川県立大学、石川県立大学大学院/ 清教学園高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- WWOOF Australia,Aboriginal Corporation Community Organization
- オーストラリア
- ロズリン・ロールストン・ユエンドゥム・カルチティ
- 留学テーマ・分野:
- その他のテーマ
留学を開始して間もない頃、私以外の周りは全員、英語を流暢に話せるという環境にあり、とても苦しんでいました。それでも最初の1ヶ月間は一生懸命、チームのみんなとコミュニケーションを取り、仲を深めようと試みていました。しかし留学を開始して4ヶ月目に、自分だけ教えてもらう研修内容が変わらないことに気づいたと同時に、私は英語を上手く話せないため、指導農家さんが私に新しい内容を教えたがらないことに気がつきました。そこで私は全ての農業研修生やファームの従業員、指導農家さん、オーナーを呼び出し、彼らの前で勇気を出して、自分の気持ちを伝えることにしました。勇気を出してみんなの前で自分の気持ちを伝えたことで、私の気持ちやコミュニケーションの行き違いについて、みんなが認識・理解を示してくれました。その後は他の農業研修生と同じ内容を教えてもらえるようになり、私が困った際には、みんなが助けてくれるようになりました。そして最終的には、毎日みんなが私に英語を教えてくれるという素晴らしい現象が生まれました。そうして私とみんなとの間に深い絆が生まれました。私はこの経験から「苦しい時こそ、素直に自分の気持ちを相手に伝え、コミュニケーションを図る」重要性を改めて実感しました。
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