B-1もJ-1もF-1も取得できない時はESTAビザを念頭に入れよう
カーズ(徳島大学/ 徳島市立高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
-
- NPO法人GHA
- アメリカ合衆国
- アルバマーレ
- 留学テーマ・分野:
- 海外インターンシップ
僕は研究所への入室が断られてJ-1の取得が絶望的になった時からビザの問題に悩まされてきた。通常留学前にビザの申請やらもろもろは済ませておくものである。だが緊急の事態が起きて予定していたビザの入手が困難になった時には臨機応変に戦略を変えていかなければならない。さもないと以後永久にアメリカへ足を踏み入れることができなくなる。そうならないための応急措置として僕はESTAビザの存在を挙げておく。知らない人も多いかもしれないがこれは短期就労、短期旅行の人のために作られた簡易ビザののようなもので正式なビザではない。詳しくはUSAのビザHPに乗っているから調べてみてほしい。一旦獲得すれば二年間は効果が持続し入手審査も非常に簡単。少しのお金と身分を証明するもの、三日ほどの時間があればOK。だがこのビザの恐ろしいところは毎回の税関審査にある。ESTAビザを使っている人だけ飛行機に乗る前に別室に呼び出されて特別審査が始まる。渡航の目的やら期間、目的地の住所や、受け入れ先からの手紙など準備するものが山ほどある。更に一枚でも足りないと情状酌量の余地はなく日本行の飛行機のチケットを取らされて(しかも自腹)すぐ帰国だ。実際僕の友達はこれで日本に一時帰国せざるを得なかった。更に二年間効果が持続すると書いたが滞在できる期間は三か月なので気を付けてほしい。三か月が過ぎると違法滞在になるのでそれまでに必ず国外に出なくてはならない。だが逆に言うとそれだけ。書類を用意し、税関で自分の渡航目的をしっかり話す。そして三か月以内に国外に出る。それさえ守って楽しい留学ライフを送ってほしい。
続きを見る