自己手配の留学の場合、留学先大学での身分とビザに要注意
まやこす(神戸大学/ 福岡県立東筑高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- The Warburg Institute・カレル大学哲学部
- イギリス・チェコ
- ロンドン・プラハ
- 留学テーマ・分野:
- 大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
私が行くイギリスの研究所では、私の身分に対して学生ビザを取得するための書類を出さないことが渡航の数ヶ月前に判明しました(同じロンドン大学の他の研究科では出すこともあるようです)。そこで、他のビザの種類を調べ打診したり、日英のさまざまな機関に問い合わせたりしましたが無理でした。大学事務に相談すれば教授に相談するようアドバイスされ、教授に聞けば大学事務に聞くよう言われ、日本に聞けばイギリスへ、イギリスに聞けば日本に、他の教授に、他の機関に…という過程をたどったのち、ビザをもらえる可能性がないという諦めがつきました。最終的にはチェコを留学先に加えるという変更申請をすることに決め、そのために奔走し、出発1ヶ月前には留学と日本の下宿からの引っ越し準備を整えました。そして出発と下宿退去の2週間程前になった頃、大学の先生方に招かれ、さまざまなご指摘をいただいたのですが、すでに変更できない時期でした。 結果的にチェコを加えたことが私の研究にとってプラスになったので、これも必要なステップだったのかもしれません。ですが、ほぼひとりで解決策を探った1,2ヶ月間は非常に辛かったです。自分で留学先を手配する場合は、まだ奨学金がもらえるか決定しておらず留学が未定の段階であっても、ビザのための証明を自分の所属先で発行してもらえるかよく確認しておくべきだったと学びました。
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