エージェントやコーディネーターなしでの交渉や渡航準備

大津里穂( ぐんま国際アカデミー高等部)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- NGO Mulindi Japan One Love Project/UMUCO MWIZA School
- ルワンダ共和国
- キガリ
- 留学テーマ・分野:
- 海外インターンシップ
自炊と同様、インターンを受け入れていただく際に「現地コーディネーターは頼まないこと」が条件でした。16歳で渡航する私の安全を最優先に考えて、責任の所在を明確にするためでした。トビタテに合格した4月に正式に受け入れをお願いして、メールを何度もやり取りして、安全対策や心構えについて毎回長文でアドバイスをいただき、質問にも丁寧に回答していただきました。 用意されたプログラムなどではないため、基本的に高校生が現地の義肢装具所でできることはほとんどないのですが、それでも、インターンでどんな経験を得たいのかをしっかり考えながら、渡航準備を進めました。インタビューのアポイントメントは自分で直接行いました。2つ目の受入先は、ルワンダ人の方で、自己紹介ファイル添付したメールを送ったもののしばらく返信がなく、その後、ルワンダの方はメールはあまりチェックしないことを知りました。最初はメールから→SMS→WhatsAppでテキストメッセージ→WhatsAppでオンラインミーティングと、次第にレスポンスの良い連絡手段が見えてきました。質問も一度に2つ以上送ると返事がもらいにくかったので、1つずつ送るようにしました。 渡航準備では、航空券、ビザ、保険の手配を、母と一緒にオンラインで行いました。予防接種は、渡航外来や真美さんに相談してアドバイスをもらい、国際協力グローバスフェスに行って相談したり、SNSでルワンダ協力隊員の経験者に質問させていただいたりしました。いろんな方のサポートがあって留学準備を進めることができました。関係者のみなさんと1対1でお話する機会が多く持てたので、高校生の私に本音を話してくださることもあって、準備に時間はかかりましたが得られたものも多かったと思います。
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