モンゴル(ウランバートル)で気を付けるべきこと
小田愛美(大阪大学/ 愛媛県立松山東高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- モンゴル国立大学芸術科学部人文学科 モンゴル語言語コース
- モンゴル
- ウランバートル市
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
【スリ】 ・大勢の人でごった返しているザㇵ(市場)や、バス内でのスリの多さが印象的です。モンゴル人でも被害に遭います。また、大学の入口やデパート前の大通りも危険です。リュックは背負わず、鞄は手で押さえましょう。 【タクシー】 ・鉄道駅や、バスターミナル、空港には多くの白タクが待機し、かつ執拗に乗車を勧めてきますが、できるだけ乗らないでください。乗客が複数集まるまで発車しなかったり、不適切な額を要求してきたりする確率が非常に高いです。信頼できるタクシーを呼ぶか、駅などから離れた場所で流しのタクシーを捕まえるのが良いと思います。 ・タクシー降車の際、外国人女性はかなりの確率で電話番号などの連絡先を聞かれます。教えるのは構いませんが、後日会うなどの行為は危険ですのでやめましょう。 【厳しい冬】 ・冬は路面が凍結します。滑り転ぶ危険性が非常に高いです。滑り止めのあるブーツを履きましょう。 ・特に夜間、早朝は石炭を燃やして暖をとるゲル集落が多く、首都の大気汚染は著しく悪化しています。外出はできる限り控えましょう。マスクの着用を強くお勧めします。 【対人関係】 ・物や金銭を乞う大人や子供がいます。レストランの中なら店員が追い払ってくれます。 要求されるものは小銭や食料などちょっとしたものですが、あげるか、もしくはなるべく相手の言っていることが分からないふりをしてその場を去りましょう。思い通りにならないと攻撃してくる者もいるので危険です。 ・物や金銭の貸し借りをするのは構いませんが、基本的にモンゴル人には「人の物は自分の物、自分の物は人の物」といった意識がみられます。よって、貸したものが必ず返ってくるとは限りません。気をつけましょう。
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