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生活 / 治安・安全 141件

心身の健康・安全を最優先し、適切な人・場所にたどり着くまであきらめずに助けを求め続けること

永田 真子(筑波大学/ 西大和学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ボアズィチ大学カンディリ天文台地震観測所
  • トルコ
  • イスタンブル・被災地
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

トルコで外国人かつ女性として被災地に暮らし、言語や文化、制度の違いに戸惑う中、研究と社会活動を両立する日々は困難の連続でした。留学中、地震や経済危機によって治安が悪化し、事件に巻き込まれるという深刻な経験をしました。言葉も制度も不慣れな中、パニック状態で何が正しい判断か分からず、助けを求めることすら難しく感じました。加えて、周囲との関係悪化や留学の中断を恐れ、声を上げられずに苦しんだ時期もあります。しかし、どんなに重要な研究や計画があっても、最優先すべきは自分自身の心身の安全であることを強く実感しました。我慢して何とかやり過ごそうとしても、後になって体調を崩したり、誤解や不信を招いて活動が継続できなくなるといった形で、必ず影響が出ます。 実際、助けを求めた中には、被害の詳細を聞くだけで何もしなかったり、制度に関する誤情報を与えたり、被害者を責めるような言動をする人もいました。その一方で、私の話を最後まで丁寧に聞き、専門的な知識で支えてくれた人たちもいます。特に、現地の弁護士会で無料相談に従事する弁護士や、女性の権利を支援するカウンセラーの存在は心強く、適切な情報と行動を得るための鍵となりました。 こうした体験を通じて、たとえ国や文化、制度が違っても、人の痛みに寄り添い、行動してくれる人は必ずいると学びました。事件や困難に直面したときは、怖くても、心折れそうでも、信頼できる場所にたどり着くまで声を上げ続けてほしい――それが私自身の実体験から伝えたいことです。

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公共交通機関を使う際の防犯対策について

宇都賢吾(関西外国語大学/ 大阪府立いちりつ高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オールドドミニオン大学
  • アメリカ合衆国
  • バージニア州ノーフォーク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

ボランティア先へ行く際にバスをよく利用していたのですが、その際に私が特に注意していた点をご紹介したいと思います。 まず一つ目は、バスに乗る際にはなるべく運転手の近くにある前方の席に座り、バッグは常に膝の上に置くか、前に背負うようにしていたことです。 また、乗り換えで利用するバス停の中には、ホームレスの方々が集まっている場所もあり、お金を求められることもあったため、そうした場面にも注意が必要です。

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たくさん予防して犯罪から身を守る。

宮本莉瑠( 名古屋大学教育学部附属高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CEC Japan Network
  • フィリピン
  • セブ市
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

フィリピンは魅力的な観光地が多く、人々も温かいですが、スリや盗難、ぼったくりなどの犯罪が発生することもあります。そのため、滞在中は十分な注意を払うことが大切です。私もフィリピンでスリに遭いそうになったり、バイクでぼったくられたりした経験があり、現地での安全対策の重要性を強く感じました。ここでは、私が実践した犯罪防止の対策について紹介します。まず、最も気をつけるべきなのはスリや盗難への対策です。私は、スキミング防止機能がついたポーチを使用し、パスポートやお金、クレジットカードを服の中に入れて持ち歩いていました。外から見えない場所に貴重品を収納することで、スリの標的になりにくくなります。また、現金は一カ所にまとめるのではなく、複数の場所に分散して持つようにしていました。例えば、一部をポーチに入れ、別の一部をバッグの内ポケットにしまい、さらに予備のお金をホテルのセキュリティボックスに保管するなど、もし盗難に遭っても全てを失わないような工夫をしていました。次に、ぼったくりを防ぐための対策です。特にタクシーやバイクを利用する際には注意が必要です。私は事前に値段を確認せずに乗ったことで、通常の何倍もの料金を請求されるという経験をしました。これを防ぐためには、乗車前に必ず料金を確認し、交渉することが重要です。タクシーを利用する際は、メーターを使用しているかを確認し、メーターがない場合は事前に料金を決めるようにすると安心です。また、できるだけ信頼できる配車アプリ(Grabなど)を利用するのもおすすめです。さらに、安全のために夜間の一人歩きは避けるようにしていました。特に観光客が多く集まるエリアや繁華街では、スリや強盗のリスクが高まります。夜に出かける際は、信頼できる人と一緒に行動しましょう。

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盗まれます

常惠茗(慶応義塾大学、KCL, Minerva University/ 慶進中学高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • KCL
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学進学(学位取得)

ロンドン中心部は比較的安全だが、スマホ、パスポート、クレカ、現金は簡単に盗まれる。スマホはひもで首から下げて、クレカはアップルウォレットに入れて、現金はいらないので持ち運ばないこと!寮の部屋の中まで入り込まれたりするときはパスポートは常に隠す!

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周りをよく見よう!

Sakura Taniyama( 関西創価高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Goethe Institut Düsseldorf
  • ドイツ
  • デュッセルドルフ
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

ドイツの街では「トラム」という路面電車がたくさんはしっています。街とトラムの線路が一体化しすぎて、気付いたらずっと線路歩いてたみたいなこともよくあります、人が轢かれそうになっているのはあまり見なかったけど、道中に歩いてる鳥たちがひかれかけてるのはよく見ます! また、ドイツは車の速度がめっちゃ速いです!結構なスピードで曲がってきたりするし、バスも多いし、何よりも自転車乗ってる人めっちゃいます!なので、とにかく周りをよく見て、歩きスマホとか絶対厳禁で安全に過ごしましょう!

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優しい人の方が断然多いから心配なし

髙橋 桃奈( 仙台高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Maasai School
  • タンザニア
  • アルーシャ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

タンザニアでは、ストーカーされたり急に腕を掴まれたり…正直ドキッとすることもありました。でも、そんな出来事に怯えてばかりいてはもったいない!実際は、優しくて温かい人たちの方が圧倒的に多いんです。だから、警戒はしつつも「この国の人たちをリスペクトしよう」という気持ちを忘れずに、柔軟な心で接することが一番。怖がらずにコミュニケーションを楽しむと、そしたらタンザニアの真の魅力が見えてきました。

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予想外のことは急に起きる。安全を第一に行動する!

たじー( 栃木県立矢板東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ローリングコリア
  • 韓国
  • ソウル
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

わたしが留学をした時期は、韓国で戒厳令・デモ・チェジュ空港事故・その後の国家哀悼期間があり、予定していた活動の方法を急遽変更したり縮小して調整しました。地下鉄がデモで止まるのではないかと、毎日ヒヤヒヤしていました。幸いにも、地下鉄は毎日滞りなく動いてくれたので、ローリングコリアまで通学ができ安心しました。地下鉄についてはエージェントの現地スタッフの方と連絡を取り、危険がないか確認をしていました。また、戒厳令やチェジュ空港事故があった影響で、行く先々で警察が巡回していたり、緊迫した空気が漂っていました。「たびレジ」への登録、海外安全アプリをスマホに入れ、また外務省の海外安全ホームページをまめに確認し、韓国のニュースをあわせて常にチェックしていました。LINEを利用し、学校の先生や保護者に現状を連絡していました。ローリングコリアのスタッフの方やクラスメートにも相談して、自分がどれくらいの行動範囲で動いていいかなどを考えながら行動しました。

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スラム街でのボランティアは、スラム街でも安全が確保されている所を探して親を説得!

浮穴 あいか( AICJ高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • CECジャパンネットワーク フィリピン セブ
  • フィリピン
  • セブ島
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

私は、貧困の子どもたちへ教育を通したボランティアを行いたかったため、どうしても両親が心配するような完全には安全とは言えない場所での活動となり、最初は両親に留学を反対されました。しかし、スラム街でもさまざまなスラム街があると思い、調べた結果、フィリピンのスラム街での活動を志すようになりました。両親を、様々な情報で説得させることができました。

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留学中元気に過ごすために

草場美海( 渋谷教育学園幕張高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • SLPC, CEC Japan Network
  • フィリピン
  • セブ島
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

海外で体調を崩すと、留学を楽しめなくなるだけでなく、病院や薬を探すのも大変です。 そうならないよう、体調管理のために私が準備したものを紹介します。 ①熱中症対策グッズ 私が留学したフィリピンは暑かったので、熱中症対策のものをたくさん持っていきました。帽子や日傘、塩分チャージタブレット、ポカリの粉などがあると安心です。実際留学中に2~3人の友達が熱中症になってしまったので、暑い国で外で活動するという人は、しっかり対策をしてください! ②市販薬、マスク、のど飴 いつもと違う環境に行くと、どうしても体調を崩しがちです。かぜ薬や頭痛薬、生理痛の薬など、市販薬を持って行っておくと安心です。(薬の持ち込みに制限がある国もあるので、しっかり確認してください。)マスクやのど飴などもあると便利です。私は留学中かぜを引いたのですが、かぜ薬とのど飴でなんとか乗り切りました。部屋が乾燥するときは濡れたバスタオルなどを部屋に干して加湿する工夫なども有効です。

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安全第一

森 絢野( 清風南海高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • EFバンクーバーアイランド校
  • カナダ
  • ビクトリア
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・語学留学

留学中最も注意を払っていたのが、治安・安全のための対策です。 1つ目はお金の面に関してです。海外ではスリの被害が多いので、チャック式でポケットの多いかばんを購入し、現金を底に入れて盗まれないようにしました。またホームステイ先では、スーツケースを金庫代わりにして、貴重品を管理していました。 2つ目は身の安全に関してです。やはり日本人の女の子なので変に目立ちますし、怪しい人も近づいてきやすいので5分に一度くらいのペースで後ろを振り向いて後をつけられていないか確認していました。また、少しでも怖く見せようと思い、街を一人で歩くときは、いかつい雰囲気のサングラスをつけて、素顔をあまり見られないようにしました。サングラスはファッションにもなるので、この方法はおすすめです。

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