留学大図鑑 留学大図鑑

生活 / 治安・安全 120件

備えあれば憂いなし

あや(東京医科歯科大学、長崎大学/ さいたま市立浦和高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • WHO Headquarters、Kenya Medical Research Institute、SARAYA East Africa Co., Ltd.
  • ウガンダ・ケニア・スイス
  • カンパラ・ビタ・ジュネーブ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

アフリカというと、治安や衛生面を不安に感じる方も多いかと思います。しかし、現地に詳しい日本人に危険な場所等を事前に確認したり、必要な予防接種を調べ、用意していったりと、準備を念入りにすれば危ない目にあうことも防ぐことができると思います。実際に私は、7か月の留学中に、一度も危険な目にあったり、体調を崩すことはありませんでした。

続きを見る

あらゆる手を尽くす

田口咲樹(東京工業大学 大学院/ 女子学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ミラノ工科大学 建築学科
  • イタリア
  • ミラノ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

渡航直後に、履修しているスタジオのスクールトリップが予定されていました。 イタリアから国外に出る際には滞在許可証がないと空港などで捕まってしまい、出入国できなくなる可能性があったのですが、まだ滞在許可証が発行されていなかったためどうすればその旅行に参加できるか必死で模索することになりました。他の国からの留学生や、日本人学生、インターネット、ミラノにある日本国総領事、移民局に様々な手段で問い合わせました。特に、滞在許可証を発行する機関である移民局には毎日のように足を運び、ろくに喋れないイタリア語や翻訳ツールを使いながら職員の方と交渉し、臨時の滞在許可証を発行してもらう一歩手前まで手続きを進めました。職員の方もイレギュラーな手続きには慣れておらず、基本的に余計なことはしたくないのでなかなか手続きを進めようとしてくれなかったので、最初は戸惑いました。粘り強く交渉する中で、時には声を荒げたりしないと向こうの人も本気で動いてくれないと知り、強く主張する重要性を痛感しました。 結局、最後の最後で臨時の滞在許可証はどうしても新規では発行できないと言われ、なくても出入国できるという職員の説明に屈してしまったのですが、できる限りのことはしたと思っています。無事スクールトリップには参加し、イタリアを出て戻ってこれたので良かったです。

続きを見る

安全さに油断しない

Rio(法政大学/ 日本大学藤沢高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • レイクヘッド大学・キラーニーセカンダリー
  • カナダ
  • サンダーベイ・バンクーバー
留学テーマ・分野:
海外ボランティア

カナダは治安が良くて犯罪も少なく、特にバンクーバーは住みやすい街として有名なほどです。実際に何不自由なく留学生活を送ることができましたが、だからこそ無防備になりやすいとも言えます。警戒しすぎては人と関係を築きにくくなってしまうとはいえ、どんなに安全でも気を抜かないようにしましょう。

続きを見る

途上国であることを忘れない

櫻田 康太(東京藝術大学大学院/ 日本大学付属藤沢高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 建築設計事務所Tropical Space
  • ベトナム
  • ホーチミン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

ベトナムに滞在して数ヶ月たつと、周囲の友人や職場での同僚などは非常に親切なので、気が緩んでしまい、1月には続けて2回盗難にあった。1度目は、事務所の外廊下にある下駄箱に入れた靴を置き引きされた。2度目は路上の屋台で友人と食事中にバイクで背後から迫られiPhoneをひったくられた。被害をうけたことはしょうがないことではあるが防げた部分もあると思う。やはり途上国に滞在している以上は、現地の人から、「外国人は先進国から来ていて、お金持ちである。」といった印象をもたれることを意識して生活をしなければならないと強く感じた。

続きを見る

テロの恐怖と治安

とばせ(熊本大学大学院/ 天草高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ロレーヌ大学結晶学研究室
  • フランス
  • ナンシー
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私がフランスに行ったのは2015年10月でした。フランス、パリで発生したテロはその一か月後の11月です。私が住むナンシーはパリから遠く離れていますがその時の恐怖、街の動揺は激しかったのを覚えています。テロの次の日に開催されたアニメのイベントでみんなで黙とうを捧げたとき、フランスの悲しみを感じた気がしました。テロ以降、パリに行ったときに兵隊がいっぱいいて、警戒している様子を見て、安心だなと思った半面、テロが起きる可能性を感じ、とても怖かったのを覚えています。 旅行でパリに行ったときに、私はシャンゼリゼ通りでスリの被害に遭いました。アンケート回答を装った女性がやってきて、アンケート用紙で隠している間にウエストポーチに入っていた財布をすられました。幸い、すぐに気づきお金を抜かれる前に取り返すことができました。スリ対策のつもりでウエストポーチを前にかけ、肌身離さないようにしていたのにすられたのはショックでした。 フランスの治安は高くないのは知ってましたが、実際に行って治安の低さを感じました。その時に適切に対応できるように注意するように心がけていくのが大事だと感じました。特にスリには遭わないように貴重品はちゃんとガードしておくのが大事だと思いました。

続きを見る

イメージで決めつけない

まこ(上智大学/ 創価高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • コスタリカ大学、コスタリカ・ラティーナ大学、在コスタリカ日本国大使館、H.I.S, COSTA RICA
  • コスタリカ
  • サンホセ
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

中南米と聞くと、治安が悪く、危険なイメージが先行してしまいがちですが、一概にそうとは言えないと思います。確かに、治安が悪く、夜や一人では出歩かない方がいい場所や地域も中にはありますが、中南米の全ての場所が同様な性質をもつわけではありません。ある意味では、慣れない海外の土地で生活するということ自体、欧米でもアジアでもアフリカでも安全面には細心の注意を払う必要があります。夜間に一人で出歩かない、荷物に注意する等の常識的な事柄をわきまえていれば、私の場合留学生活に全く問題はありませんでした。 中南米はその背景が多様で人も温かく、引き込まれてしまうような魅力にあふれる地域です。しかし、治安が悪いという先行したイメージにより、中南米への留学を諦めてしまう人がいるとしたらそれは非常にもったいないことです。新しいことを学び、視野を大きく広げる留学にするためにも、先入観によって可能性を狭めることのない留学を強くおすすめします。

続きを見る

パスポート盗まれた...!

さおり(東京農工大学大学院/ 豊島岡女子学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ルンド大学 生物化学科
  • スウェーデン
  • ルンド
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

タイトルにある通り、「パスポートの盗難」に遭いました。デンマークのコペンハーゲンに遊びに行った帰り、リュックサックをふと見たら大きくチャックが開けられていて、パスポートなどが含まれるポーチがなくなっていました。その次の週には、飛行機でヨーロッパを回る計画を立てていたため、すごく焦ったのを覚えています。新しいパスポート取得には、主に証明写真、戸籍謄本、現地警察署で発行される被害届が必要になります。これから長期で海外に行かれる方は、念のため証明写真だけでなく、戸籍謄本も持って行かれた方が安心かもしれません。私の場合、長期で海外にいて、身の回りのものに対する危機感が薄れてしまっていたと思います。常に自分が盗難のターゲットにされやすい「観光客」に見られていることを意識するべきだと痛感しました。

続きを見る

予防接種について

大畠奈都子(広島大学/ 広島県立尾道東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • スリランカ
  • マトゥガマ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

スリランカではこの予防接種を受けていないと入国できない!というものはありませんが、やはり安心して渡航するためには予防接種を受けることをお勧めします。特に狂犬病の予防接種はしておくと安全だと思います。

続きを見る

油断大敵!人柄に騙されないで!

國分悠菜( 福島工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Projects Abroad
  • フィリピン
  • ボゴシティ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・海外ボランティア

 フィリピンは治安があまい良いとは言えないので、私も現地で生活する際には様々なことに注意しました。まず、町中を歩くときは、後ろからものを取られないように、バッグは前にかけ、抱え込むようにして持ち歩きました。またバッグは、簡単に開けて物を取られることが無いように、ファスナーが付いているものを使用していました。財布や家の鍵、携帯はポーチの中に入れてからバッグにしまったり、バッグの中の小さなポケットに入れたりと二重に、取られないような対策をしていました。また、お金は取られてもいいように、2つか3つの財布に分けて、少額ずつ持つようにしていました。家でも貴重品は現地のスタッフさんから借りた小さな金庫に入れていました。その他にも、レストランなどで食事をする際、椅子の内側にリュックや方掛けのバッグをかけるように意識していました。日本と同じように椅子の外側に荷物をかけると、気づかないうちに取られる可能性が高いです。フィリピン人は人懐っこい性格の人が多いので、油断していると騙されていたり、貴重品が盗まれていることもあるので、十分に注意する必要があると思います。また、フィリピンでは子供たちにも注意しなくてはなりません。町を歩いているだけで貧しさから、物乞いをしてくる子供もいれば、スリをしたりする子供もいます。特に携帯やカメラは町中であまりバッグから出さないことをオススメします。

続きを見る

安さよりも安全さをとって、しっかりとしたリスクマネジメントをできるようにする。

しほんだ(横浜市立大学/ 愛知県立安城東高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Project Abroad 一般社団法人CBBカンボジア
  • カンボジア・ネパール
  • カトマンズ、コンポンチャム
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

カンボジアのような東南アジアの国では、バイクを移動手段とすることが多く、バイクの後ろに二人乗りして移動することがよくあります。また、バイクタクシーというものもあります。バイクタクシーはほかの交通手段より安価で早いため、よく利用していましたが、結果として車とバイクタクシーが衝突事故を起こし、一週間の通院生活を余儀なくされました。バイクタクシーは確かに安く早いですが、その分事故やひったくりなどの被害のリスクも増大します。そういって点を踏まえ、生活に慣れていない海外では、安さや便利さばかりを重視するのではなく、きちんとそれと隣り合わせになるリスクを考え、安全面は十分であるかに最新の注意を払う必要があります。また、避けきれない危険もあるかもしれません。そういった危険に備え、リスクを最小限にするためにきちんと保険に入ったり、日ごろから緊急時にどうするのか考えておくことも大切です。

続きを見る