現地になれるまで

こうた( 私立灘高等学校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- Projects Abroad
- ネパール
- 留学テーマ・分野:
- 海外ボランティア
途上国は、環境が日本と完全に違いますーーーーー水道水は勿論飲めないし、インターネットも日本ほど速くない。思っていた以上に、この環境に適応するのは大変でした。それに加えて、言語の壁も立ちはだかりました。当時は英語があまり上手ではなかったので、ボランティア仲間の話に入っていくことができず、孤独に感じることも多々ありました。これらの『違い』が僕に重くのしかかりました。コンフォートゾーンという考え方があります。自分が快適に思えるゾーンをとびだして初めて成長できる、ということですが、このときの僕は、まさにコンフォートゾーンの外側でした。さて、こんな時にどうするのか。答えは一つです。その環境をコンフォートゾーンにするしかありません。例えば、ボランティア仲間に積極的に話しかける。このような小さな努力の積み重ねが、環境への慣れを容易にしてくれました。違う環境なので、絶対に『現地になれる』というフェーズは必要になります。ただ、どれほど時間がかかるかについては、自分の積極性次第で大きくかわります。海外に留学するということは、こういった面で積極性を磨く手助けをしてくれるのだと思います。
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