留学大図鑑 留学大図鑑

帰国後の進路 127件

早めの情報収集となんとかなる精神

ゆかえむ(京都大学/ 私立奈良学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国立台湾大学, College of Bio-Resources and Agriculture, Institute of Biotechnology
  • 台湾
  • 台北
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

大学院卒業の1年半前から半年前という、ちょうど就職活動に重なる時期に留学へ行くため、卒業後就職を希望していた私は就職活動に不安を抱えていました。留学に行くまでに1年半ほど時間があったので、通年採用している企業や海外にいる学生に柔軟に対応してくれる企業、留学生向けのキャリアフォーラムなどについて、先輩に聞いたりネットで調べたりして情報収集を行いました。またエントリーシートの書き方やSPI、面接に慣れておくために、1年早い時期からインターンシップ選考に積極的に応募しました。選考には落ちまくってしまい焦りましたが、ある程度就職活動に慣れておくことができたおかげか、次の年はある企業の夏の早期インターンシップに参加することができました。留学直前でしたがそのインターンシップに参加したことで、最終的にインターン先の企業から内定をいただくことができました。スケジュール的に厳しくても諦めなかったことと、早めに情報収集したことで、就職活動と留学を両立させることができたと思います。

続きを見る

大学院進学か、就職か?

Shiho(東京大学大学院/ 獨協埼玉高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハーバード大学医学部所属・マサチューセッツ総合病院
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

先にも触れましたが、就職か進学かは学生にとって大きな悩みだと思います。私は研究留学として渡米しましたが、同時に自分の進路探しの時期でもありました。様々な解決法があるとは思いますが、私にとって留学は一人で人生についてゆっくり考えるとても良い機会となり、また将来にやりたいことを見つけることができた良いきっかけになることができました。自分探しといった答えが海外で見つけられるとも限らないとは思いますが、留学が一つのきっかけになるのではないかと思います。

続きを見る

就職活動と卒業時期について

安田有沙(慶應義塾大学/ 岐阜県大垣北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オーストラリア国立大学
  • オーストラリア
  • キャンベラ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私が留学を決めたのは、大学3年生。そこからの留学は、大学のシステム的にも、卒業が遅れるのは確実でした。また、大学3年生終了後の留学でしたので、就職活動に被ってしまう懸念もありました。 私は、結果的に、卒業は半年遅らせることにしました。卒業を延期した分、留学で得られるものがあると感じたからです。(追記:コロナの関係で留学短縮し卒業を早めたので実質4年になりました。) また、就職活動も大きな問題はなかったです。確かに、周りよりも早い意思決定が求められますが、現代の就職活動において、あらゆる面で柔軟に対応してくれる会社が多いと感じました。例えば、私は、入社時期に関して、秋入社を選択しています。

続きを見る

留学の中止

MO(筑波大学大学院/ 豊島岡女子学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北京大学
  • 中国
  • 中国・北京
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

もともと留学期間が卒業年度の夏までだったため、就活が厳しい状況でした。そんななか、1月に帰国したのちの情勢が読めず、ずるずると留学再開を待って延長することはできないと判断し、留学中止を決断してすぐに就活にとりかかりました。

続きを見る

コロナでの留学中止を超えて

はるお(東北大学/ 宮城県仙台第二高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パダボーン大学 Economics and Business Administration
  • ドイツ
  • パダボーン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

2020年の3月、国内からの突然の帰国連絡に絶望の淵へと立たされました。留学は本当に道半ば。当初予定していた活動はほとんど達成することができず、このままでは何も成果のない手ぶらでの帰国になってしまう恐怖。そして、せっかくできた友達やお世話になった人とも、しっかり別れを言う時間もありませんでした。そうした、悲しみ、悔しさ、不甲斐なさのなかで帰国直後はほぼ抜け殻状態となってしまいました。何かしなければいけない。そうん気持ちから、向かったのは就職活動でした。本来9月だった帰国が早まったことをポジティブに捉え、必死自分の将来について考えを巡らしました。最終的には大学院でもう一回留学に挑戦したいと言う結論に落ち着きましたが、それでも確信を持ってそう思えたのは、帰国直後になんとか自分を奮い立たせて動き続けた結果だったともいます。壁にぶつかったら閉じこもるのではなく、とにかく手を動かしてみる。それがトビタテで学んだ一番の武器だと感じています。

続きを見る

悩んだときに

MIA(名古屋大学/ 愛知県立明和高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウプサラ大学
  • スウェーデン
  • ウプサラ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学して1か月くらいが経った頃、自分の英語力の拙さや環境の変化へのストレスが溜まり、過去最大に病みました。持病の吃音がひどくなり、英語はもちろん日本語もうまく話せなくなってしまい、誰とも会いたくない、、という状態になってしまいました。 そんなとき、日本の友人と話して自分がどんな人間であるのかを思い出すと共に、現地でできた友人に思いを打ち明けました。最終的には、日本の大学から一緒に留学に来ていた、自分をよく知る人の言葉で、自分への自信を取り戻して、病み期を脱出することができました。 当時は永遠にも感じられましたが、振り返ってみれば本当に病んでいたのは2週間ほどだけです。留学先で悩んだり病んだりすることもあるかもしれませんが、いつか終わるときが来ると信じて、信頼する人たちを頼ってみてください!

続きを見る

トビタテでの活動実績は、就職活動において優位に働くか否か。

ロキシー(早稲田大学/ Syosset High School)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Purdue University, Krannert School of Management
  • アメリカ合衆国
  • インディアナ州
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

トビタテに応募した当初、就職活動においてもトビタテでの活動実績が評価されるのではないかという淡い期待を持っていた。現在、就職活動を終え、私がわかったことは、「トビタテの活動実績は直接的には選考に影響しないが、結果的にみるとトビタテ留学JAPANに参加したからこそ、他の就活生とは明らかに差別化されたガクチカが得られた」ということだ。 そもそも、ガクチカというのは就職活動中、エントリーシートや面接で必ず聞かれる定番質問、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」である。アルバイト経験やサークル活動等、個々が頑張ったこと、そこから何を学んだか、を面接官に伝えるのだ。もちろんその中には海外留学について話す就活生も多くみられるのだが、ただ留学を経験したのと、トビタテ生として留学を経験するのでは説得力や話の深さが違うと私は感じる。 トビタテに参加する最大のメリットは「テーマを決め、当初立てたプランを可能な限り実行することで、留学に一貫性が生まれる」ことだ。普通に留学する多くの学生と異なり、トビタテ生は留学前に『なんのために、何を学ぶ』かを明確化する。そしてこの目標を達成するために、綿密に計画をたて、留学中はこの計画にできるだけ沿って行動する。無論、計画通りいかないこともある。しかし、ある程度の強制力の下で、当初予定に限りなく近い留学計画を遂行する努力をし、何とか当初計画を達成する中で、留学に一貫性が生まれる。なぜ留学したの?そこで何を学んだの?これからどうすればいいと思う?そんな質問に、迷わず応えることができるのは明確な留学目標、計画を持つトビタテ生だからこそできたことだ。

続きを見る

留学の持ち物

Sae(国立大学法人東京農工大学大学院/ 東京都立八王子東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Newcastle大学Centre for Rural Economy
  • イギリス
  • ニューカッスルアポンタイン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

渡航するときのスーツケースに何を入れていこうか迷っている方へ。あれもこれもパンパンに詰めて32キロを引き連れて渡英した私が留学に必要な持ち物を厳選しました。添付画像を参考にしてみてください。欧米諸国では、たいていの物は手に入るので、あまり欲張らず身軽で行くことをお勧めします。

続きを見る

人生は一度キリだけど、勝負は一度キリじゃない

いぶさん(国際教養大学/ 秋田県立秋田工業高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ヴィータウタス・マグヌス大学(情報学部及び経済学部)/NGO: now Japan/杉原千畝記念館・VDU東アジア研究センター「Dragon Project」
  • リトアニア
  • カウナス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

自分の人生を"経営"していく、人生において事に仕える(仕事する)と考えた時に、「あなたは本当は何がしたいのか」としっかりと自分に向き合う必要があります。もし、その方向性が「起業」であるのであれば「自分で道を開く」その道に進んでいくのも一つの手だと思います。しかし、その道を選んだからには「日々思考し続けること」「人を受け入れて動かしていく器量」が必要ですし、失敗するかもしれないという不安と戦い続けることも必要です。だからこそ、学生の内に多くの「失敗」を経験することが大事だと思います。「失敗しても大丈夫」「どこからでも自分はやり直せる」「目標のためには諦めない」_失敗をする中でこれらのメンタルを構築して行動を起せるようになっていけば、あなたは誰かに使われるのではなく自分で人生を運営してゴールに向かっていくことが出来るようになるはずです。失敗して強くなりましょう。動くことで選択肢を増やしていきましょう。これからの時代は、安定を求めて誰かに使われているだけでは、力ある強い者にドンドンと食い潰されてしまいます。

続きを見る

就活に対して不安に思う必要性はほとんどない!

じま(東京大学大学院/ 駒場東邦高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フランス国立土木学校 École nationale des ponts et chaussées / カールスルーエ工科大学/ カビラム(語学学校)
  • ドイツ・フランス
  • パリ・カールスルーエ・ビシー
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

近年の就活は卒業学年の一つ下の学年から始めるのが一般的になっている。実際、私の同期たちも修士1年のうちから様々な会社のインターンシップに参加したり、外資系企業の選考に参加したりと積極的に就活を進めていた。 これに対して、私の留学終了は2月だったため、3月から就活を始めることになっていた。つまり、半年分以上遅れて就活を始めることになっていた。自分にはインターンに参加する時間はないので、自分が内定をもらえるほどの枠は残っていないのではないのかとか、面接に対する練習時間が足りなくて失敗するのではないか、など不安を感じていた。 このような不安を抱えながら帰国して就活を始めたが、結果から言えば、不安に感じる必要は全くなかった。真面目に選考準備を行っていた企業の面接ではほとんど落とされなかったし、自分の第一志望の企業から内々定を頂くことができた。 冷静に考えてみれば、企業のインターンシップに参加して頑張る人と、日本という自分に合った快適な国から出ていろんな人にもまれながら頑張っている人のどちらが良いかという問いに対する答えは自明な気がする。自分が留学先で何をどのように努力していたのかということをしっかりと伝えることさえすれば、問題なく就職先を決めることができると思う。 留学するかどうかを考える際に、就活との兼ね合いを考慮する人は多いと思う。しかし、真摯に留学している人の努力は正当に評価してもらえるのだから、就活は気にせず、海外で自分を磨くことに尽力してほしいと思う。

続きを見る