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帰国後の進路 121件

トビタテでの活動実績は、就職活動において優位に働くか否か。

ロキシー(早稲田大学/ Syosset High School)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Purdue University, Krannert School of Management
  • アメリカ合衆国
  • インディアナ州
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

トビタテに応募した当初、就職活動においてもトビタテでの活動実績が評価されるのではないかという淡い期待を持っていた。現在、就職活動を終え、私がわかったことは、「トビタテの活動実績は直接的には選考に影響しないが、結果的にみるとトビタテ留学JAPANに参加したからこそ、他の就活生とは明らかに差別化されたガクチカが得られた」ということだ。 そもそも、ガクチカというのは就職活動中、エントリーシートや面接で必ず聞かれる定番質問、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」である。アルバイト経験やサークル活動等、個々が頑張ったこと、そこから何を学んだか、を面接官に伝えるのだ。もちろんその中には海外留学について話す就活生も多くみられるのだが、ただ留学を経験したのと、トビタテ生として留学を経験するのでは説得力や話の深さが違うと私は感じる。 トビタテに参加する最大のメリットは「テーマを決め、当初立てたプランを可能な限り実行することで、留学に一貫性が生まれる」ことだ。普通に留学する多くの学生と異なり、トビタテ生は留学前に『なんのために、何を学ぶ』かを明確化する。そしてこの目標を達成するために、綿密に計画をたて、留学中はこの計画にできるだけ沿って行動する。無論、計画通りいかないこともある。しかし、ある程度の強制力の下で、当初予定に限りなく近い留学計画を遂行する努力をし、何とか当初計画を達成する中で、留学に一貫性が生まれる。なぜ留学したの?そこで何を学んだの?これからどうすればいいと思う?そんな質問に、迷わず応えることができるのは明確な留学目標、計画を持つトビタテ生だからこそできたことだ。

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留学の持ち物

Sae(国立大学法人東京農工大学大学院/ 東京都立八王子東高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Newcastle大学Centre for Rural Economy
  • イギリス
  • ニューカッスルアポンタイン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

渡航するときのスーツケースに何を入れていこうか迷っている方へ。あれもこれもパンパンに詰めて32キロを引き連れて渡英した私が留学に必要な持ち物を厳選しました。添付画像を参考にしてみてください。欧米諸国では、たいていの物は手に入るので、あまり欲張らず身軽で行くことをお勧めします。

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人生は一度キリだけど、勝負は一度キリじゃない

いぶさん(国際教養大学/ 秋田県立秋田工業高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ヴィータウタス・マグヌス大学(情報学部及び経済学部)/NGO: now Japan/杉原千畝記念館・VDU東アジア研究センター「Dragon Project」
  • リトアニア
  • カウナス
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

自分の人生を"経営"していく、人生において事に仕える(仕事する)と考えた時に、「あなたは本当は何がしたいのか」としっかりと自分に向き合う必要があります。もし、その方向性が「起業」であるのであれば「自分で道を開く」その道に進んでいくのも一つの手だと思います。しかし、その道を選んだからには「日々思考し続けること」「人を受け入れて動かしていく器量」が必要ですし、失敗するかもしれないという不安と戦い続けることも必要です。だからこそ、学生の内に多くの「失敗」を経験することが大事だと思います。「失敗しても大丈夫」「どこからでも自分はやり直せる」「目標のためには諦めない」_失敗をする中でこれらのメンタルを構築して行動を起せるようになっていけば、あなたは誰かに使われるのではなく自分で人生を運営してゴールに向かっていくことが出来るようになるはずです。失敗して強くなりましょう。動くことで選択肢を増やしていきましょう。これからの時代は、安定を求めて誰かに使われているだけでは、力ある強い者にドンドンと食い潰されてしまいます。

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就活に対して不安に思う必要性はほとんどない!

じま(東京大学大学院/ 駒場東邦高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • フランス国立土木学校 École nationale des ponts et chaussées / カールスルーエ工科大学/ カビラム(語学学校)
  • ドイツ・フランス
  • パリ・カールスルーエ・ビシー
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

近年の就活は卒業学年の一つ下の学年から始めるのが一般的になっている。実際、私の同期たちも修士1年のうちから様々な会社のインターンシップに参加したり、外資系企業の選考に参加したりと積極的に就活を進めていた。 これに対して、私の留学終了は2月だったため、3月から就活を始めることになっていた。つまり、半年分以上遅れて就活を始めることになっていた。自分にはインターンに参加する時間はないので、自分が内定をもらえるほどの枠は残っていないのではないのかとか、面接に対する練習時間が足りなくて失敗するのではないか、など不安を感じていた。 このような不安を抱えながら帰国して就活を始めたが、結果から言えば、不安に感じる必要は全くなかった。真面目に選考準備を行っていた企業の面接ではほとんど落とされなかったし、自分の第一志望の企業から内々定を頂くことができた。 冷静に考えてみれば、企業のインターンシップに参加して頑張る人と、日本という自分に合った快適な国から出ていろんな人にもまれながら頑張っている人のどちらが良いかという問いに対する答えは自明な気がする。自分が留学先で何をどのように努力していたのかということをしっかりと伝えることさえすれば、問題なく就職先を決めることができると思う。 留学するかどうかを考える際に、就活との兼ね合いを考慮する人は多いと思う。しかし、真摯に留学している人の努力は正当に評価してもらえるのだから、就活は気にせず、海外で自分を磨くことに尽力してほしいと思う。

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様々な視点から原点に戻ってみよう!

まいける(八戸工業高等専門学校/ 八戸工業高等専門学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • キングストン大学ロンドン
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

海外から帰国後は再び留学一択という選択をし、来年の留学に向け準備を進めてきました。そんな中コロナウイルスが世界中で流行り留学が厳しくなり、就職に切り替えました。 海外にいた際にどっぷりと海外人の考え方になっていた私は、日本の就活スタイルは合わず、そんな中周りの友達も次々と進路が決まっていき路頭に迷っていきました。 そんな中、海外で培った「広い視野」で自分を客観的に解析し、トビタテの選考で考えた「自分の原点」と照り合わせたことろ、自分がやりたい自動車の安全性に貢献できる企業に就職する事ができました。このように留学やトビタテの経験が就職活動を助け、将来を真剣に考えることができたので大変良かったと思っています。

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しっかりとした事前準備を

こーた(鹿児島大学/ 福岡私立 東福岡高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Arts and Science
  • スウェーデン
  • リンショーピン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

就活のために卒業年次が遅れるのが嫌だ、という声をしばしば耳にします。 学部のモデルプラン通りに行かないことは多くの不安があると思いますが、事前にどんな業種に就きたいか、興味があるかを明確にしておくだけでも帰国後の負担は大きく変わりますし、現在はオンラインで留学中に就活をすることもできます。もちろん留学中に価値観が変わることは多いですが、現在やりたいことなどをはっきりしておき留学先で就活をしてゆっくりと最終年次を過ごすことも一つの手だと思います。 また留学の目的や内容が明確で自分の軸に沿うもので有る限りは留学による留年などは採用に関する不利益になるものではないと就活をしていて感じます。

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留学で記憶に残っている瞬間瞬間を思い出し、そこから見えた進路

林 佑紀(横浜国立大学/ 名古屋市立向陽高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リエージュ大学、Terra Encantada
  • ペルー・ベルギー
  • リマ・ブリュッセル・リエージュ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

外務省に行くのか、JICAに行くのか、NPOに行くのか、民間企業に行くのか、はたまた就職しないのか、留学を通して沢山の経験をし、様々なことを考えていたため卒業後の進路に関しては本当に悩んだ。 それでもいつかは決断する必要があり、その決め手になったアクションは「留学中に心が動いた瞬間、記憶に残っている瞬間はいつ、どんな時かを振り返ったこと」だ。 留学に限った話ではないが、記憶に残っているということは当人にとって何らかのインパクトがあった、本人の感性に引っかかった、ということだと思う。その深掘りをしていくと、深層の部分で自分が将来やりたいことが見えてくる気がする。

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毎日書いていた日記が自分の経験を言語化するのに役立ちました。

ななせ(東京女子大学/ 千葉県立東葛飾高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • E-gates.ltd
  • ルワンダ共和国
  • キガリ
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

ルワンダに行く前はルワンダに行くために、ルワンダ滞在中は結果を残すためにがむしゃらだった私は、就職活動のことを後回しにしていました。帰国後、慌てて就職活動を始めましたが、自分の経験をどのように言語化すればよいのかわかりませんでした。そんなときに役に立ったのが、ルワンダ滞在中に毎日つけていた日記です。当時の出来事と感情を見返しながら、自分が何を学んだのか、どう変化したのかを見つけ出すことができました。留学中は毎日が新しい体験の連続です。どんなに新しい体験をしても、時間が経つと忘れてしまうので、日記をつけて記録を残すのはお勧めです。

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ゼロからもう一度

ゆっこ(東京外国語大学/ 千葉県立千葉高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ヤンゴン大学
  • ミャンマー
  • ヤンゴン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

留学前は通っている大学の大学院に進学すると決めていたが、留学中にそこでは学べない学問を学びたいと思い、迷うようになった。進学先の先輩に話を聞いたり、学びたい分野の文献を読み漁ったりした。そのあと、学問から一度離れて、留学中である環境を生かして、目の前で起きていることをしっかり見て、何に心を動かされているのか、何を将来したくて、何を学びたいのか、ゆっくり考える時間を取った。そうして、あと一年学部が延びても良いから、大学の分野とは異なる現在一番興味のある分野を学べるように頑張ろうと決めることができた。

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留学中から人脈作りと情報収集を始めておく

かな(立教大学大学院/ 広島女学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マサリク大学人文学部日本研究学科
  • チェコ
  • ブルノ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

私は今回の留学の目的の1つに「人脈作り」を掲げていました。なぜなら、帰国したら就職活動を始める予定だったからです。とは言っても、私が目指していた日本語教師(特に海外)という職業は通常の就職活動とは全く異なり、人脈を使って就職先を探したり、インターネット上の情報を元に直接履歴書や職務経歴書を送り、返信を待つというスタイルです。私は海外(できればスラブ語圏)で日本語教師をする!という夢があったため、留学中にいろいろな学会に参加し、自分がチェコに留学していることや自分が進めている研究についてヨーロッパの、特に中東欧の先生方とお話する機会を多くもち、人脈を増やすことができました。研究が落ち着き、そろそろ就職活動を始めようと思ったタイミングでいろいろな先生方に連絡をさせていただき、現地の日本語教師の求人情報を直接聞くことができました。その際に、中東欧では例年どのくらいの時期に求人が出るのかを伺っていたので、求人が出るタイミングまで自分で様々な準備をすることができ、最も働きたかった場所で採用していただけることになりました。このような理由から、留学中に自分が将来どこで何をしたいのかが決まっているのであれば、ある程度情報を収集しておくことをお勧めします。

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