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帰国後の進路 121件

真にinternationalになるために

えまちゃん(新潟大学卒業、ソウル大学国際大学院修士課程在学中/ 新潟県立新潟南高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハニャン大学教育学部英語教育学科及び国際語学院所属
  • 韓国
  • ソウル
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉

人と集まるより1人でいるほうが楽だと思いがちな私。友達は多くないほうだ。振り返ってみれば人との「交流」は常に私のchallenge(=課題)であったが、ソウルでの出会いは大学卒業後の進路を決めるうえでも大きな糧となった。 留学後半になり、寮や大学の講義、サークルなどで出会った友達と食事や散策をする機会が自然と増えた。交流という点では、PCを使う目的でよく寮のロビーにいたこと、大学の一般講義を履修したり、サークルに加入したりしたことが功を奏したと思う。私のサークルは国際ボランティア系で、留学生が多く所属していた。language exchangeの他、施設でのボランティアに参加したり、夕食やお酒を楽しみながらメンバーとの交流を図ったりした。新学期にはMT(Membership Training)として郊外の民宿に一泊したことも印象に残っている。韓国の学生の雰囲気を肌で感じるとともに、友人の輪が広がった。多様な国の友人一人ひとりと語り合うのは本当に楽しく、気質の違いから日本人と過ごすより窮屈に感じないこともあり、自分自身が大きく変わったようだった。また、英語を使うことに抵抗がなくなったが、語学力よりむしろ貴重な「友達」の存在、そして何より彼らから学んだことのほうが大きかった。 親しくなった友人の多くは豊富な海外経験を有し、 勤勉で優秀な人々だった。そして、彼らとの出会いはかけがえのないもので、更にハイレベルな環境で学び続けたいという気持ちを後押ししてくれた。多くの日本人学生は日本人同士やアジアの人々の付き合いが多い印象を受けたが、学びを人生経験をより実り多いものにするには、色々な国の人々と互いに歩み寄り学び合うことが必要だ。それこそ留学の醍醐味であり、本当の意味でinternationalになるということだろう。ソウルで得た友人たちは私の宝物だ。

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留学はネガティブには働かない

Ei(中央大学/ 北海道滝川高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ストラスブール大学政治学院
  • フランス
  • ストラスブール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉

よく、留学すると就職に不利と聞くが、これは嘘である。不利になるのは「何もしてこなかった人」であって、留学をしたからといって不利になることはない。ただし、「海外にいったけど、そこでは特に何もしてこなかった人」は不利になる。これは、不利になる人の条件を満たしているからだ。よって、留学は就活に有利に働くわけでもない。とにかく、留学先で、留学期間で、一体何をしたのかということだけが重要なのである。大体「就活で有利になるから留学にいく」というような動機で行っても仕方がない。やりたいことや行きたいところがあるなら留学したら良いだけであって、就活で有利になるためならインターンでもなんでもしたらよい。

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トビタテで総合商社に内定

河島健太(愛知県立大学/ 岐阜県立岐阜北高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • WWOOF
  • カメルーン・オーストラリア・フランス
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

個人的には、トビタテと総合商社内定者は、似ていると思う。 海外志向が強く、個性的で、行動力があるからだ。 総合商社の面接では、帰国子女や留学経験者と多く出会う。ここで差別化を図れるのがトビタテ生だろう。自分がどんな思いで留学したのか?具体的に何を行ってきたのか?それらを踏まえてこれから何をしたいのか?など、「自分が何者」で「自分がしたいこと」を語れる人がトビタテ生には多い。 総合商社入社は狭き門であるが、トビタテ生は全体的に向いていると思う。 もちろん、一般企業入社だけがトビタテ生の将来像ではないだろう。 大切なことは、「状況がどうであるか」ではなく「自分が状況をどうしたいか」である。 その為の方法の一つとして、トビタテ留学が就職活動において大きなアピールポイントになったことを記しておく。

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出来ることはやっておく

まき(千葉大学/ 私立敬愛学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ東大学、文・言語・人文科学部、フランス文学専攻
  • フランス
  • クレテイユ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・文学

私は6月から本格的に就活に参入しましたが、ESや自己分析はフランスに居るときから始めていました。 ただ、自分に足りなかったのは、自分が経験した出来事と、それが自分に何をもたらしたのかをしっかり述べる力と、企業研究でした。 特に企業研究が足りておらず、帰国後色んな分野を見ることになりました。これは、留学していた人にある共通の悩みだと思いますが、正直、実際に企業の説明会に行かなければ、企業が自分に合うか合わないかはわからないです。帰国後に大変だとしても、色々な企業の説明会や、就活イベントに参加することがとても大切です。 そこからいち早く、自分が本当にやりたいことが出来る、なりたい自分になれる企業探しを行うことが大切です。 確かに、留学のせいで就活がとても大変になったことはありますが、留学は自分のことを話す上でなにより大きな武器になりますし、無駄にはなりません。就活が怖いから、留学したいけど諦める、とすぐに考えるのはもったいないと思います。

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留学で学んだことを将来に繋げる

たなかほ(千葉大学/ 昭和学院秀英高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マラヤ大学、イオンマレーシア
  • マレーシア
  • クアラルンプール
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

今回のインターンシップで学んだ分析(PEST、SWOT)をいかして、業界研究、企業研究を行い、自分に合った就職先を見つけたい。そして、徹底的な自己分析を行い、さらに自分を向上させていきたい。また、留学を通して得たチャレンジ精神や根気を持ち続け、何事にもめげずに挑戦していきたい。今後も、社会や経済に目を向け、広い視野で物事を考えていけるようになれればと考える。海外で仕事をすることは、今の私にとって容易なことではないが、語学や政治、経済、文化など多角的に学び、将来世界で活躍する人になりたいと考える。

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迷った時こそ、自分の選択を信じて!

いなお(東洋大学/ さいたま市立大宮北高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Ecole de Management Strasbourg
  • フランス
  • ストラスブール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・教養学(リベラルアーツ)

私は、留学から帰国3日後に就職活動を始めました。留学する前は、就職するか、大学院に進学するか、いろんな道で迷いましたが、「挑戦する学生を応援したい」という夢に足をかけるために、まずは就職しようと決めました。留学中は、就職活動の準備を最小限で進めていました。留学に参加するにあたって就職活動にどのように取り組むか悩む方は多いと思います。就活をとるか、留学をとるか。個人的には、どっちでもよいと感じています。留学に参加しないから、就活に全力で取り組めるわけではないですし、留学中にできる就活準備もあります。自分がその時に大切にしたいと思ったことを信じて、行動してみてください。

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ペア留学のすすめ

喜多恒介(東京大学/ 私立武蔵高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ダボス会議グローバルシェイパーズ
  • インドネシア・カンボジア・シンガポール・タイ・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・香港
留学テーマ・分野:
その他のテーマ

友人と一緒に留学に行くことで、アポイントの数も倍に増え、短期間で有意義な海外経験ができた。

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Whyが明確ならば、Howはなんでもいい。たくさんの人を巻き込んでいく。

渡部清花(Jess)(静岡文化芸術大学/東京大学大学院/ 静岡県富士見高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 国連開発計画(UNDP)
  • バングラデシュ
  • チッタゴン丘陵地帯
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

紛争地から日本に帰って来て、出逢ったのは難民の人たちでした。 弾圧や紛争やその他の恐怖から他国へ逃れるしかない人々。 逃れる先に日本という国を選んだ人たちがいました。 “社会の一員として生きてゆく"そんな当たり前のことが、自分の国でも、逃れた国でもできない人たち。 難民の人たちが、自分の可能性を200%発揮できる社会にすると決意し、事業化を進めています。 それはトビタテで留学中に向き合っていた「国家の弾圧にあう先住民族の人たち」と構造は同じでした。 その際にたくさんの方々にお世話になっているので、本気で事業を始めたい・起業したいあなたへ、いくつかとっかかりのヒントを記します。 ETIC.というNPO法人が主宰するMAKERS UNIVERSITY(http://makers-u.jp/)という大学生向けの社会起業家養成塾に参加。 そこで事業を一緒に立ち上げる仲間に会うことができました。 (MAKERSデモデイ:http://drive.media/posts/13765) その後、SUSANOO(http://susanoo.etic.or.jp/)というソーシャルビジネスのアクセラレーションプログラム、東京都の新規事業プログラム(http://acceleration.tokyo.jp/)に参加し、様々なアクターを巻きこみながら、これまでとは違う手法で、日本社会もHAPPYにしながら、課題も解決する方法を模索しています。

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企業選択

KEIKO(琉球大学/ 沖縄県立那覇国際高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ブールマ・インスティテュート
  • オランダ
  • アールスメール
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

大学4年次での留学だったため、留学前に就職活動をしました。 留学前の目標はもちろん、花業界への就職でしたが、「美」に関わることを軸として企業を選び、花業界、化粧品業界、ジュエリーを扱う商社など多様な業界を受け、いくつかの企業から内定を頂きました。 内定を頂いた企業から1社に絞る際、以下の2点のいずれを取るかが悩みの種となりました。 ①自分の強みである感性をダイレクトに活かし、楽しみながらのびのびと仕事ができるであろう業界 ②自分の弱みである論理的な思考力を養うことが出来、挑戦志向で若いうちの成長環境が整っている業界 花の力に魅せられ、オランダまで花を学びに行った私でしたが、選んだ企業は②の業界でした。 理由は2つあります。 1つは、私の最終的な目標が「花を通して地元沖縄に貢献すること」であるため、のびのびと楽しく感性を磨 くことよりも、若いうちにマーケティング等の実践経験が積める企業に勤め、その感覚や理論をスキルとして身に着けることが最終目標を達成するときに力になると思ったからです。 2つめは、私は幼いころから音楽や絵などの芸術に触れており、自ずと感性が磨かれる環境に身を置いていたものの、一方で論理的な考えが未熟で、物事を整理したりそれを言葉で分かり易く伝えたりすることが苦手だったため、スピード感のある挑戦志向の企業に勤め、シビアさにもまれることで少しでも弱みを引き上げたいと思ったからです。 以上のように、企業選択には苦悩を重ねましたが、「この企業が自分の人生全てを決めるわけではない」ということを前提に、「自分が最終的に何を成し遂げたいか」「そのために今何が必要なのか」「将来どんな人間性をもつ人になりたいか」を考え、最終的な選択に至りました。就職した今も、後悔はしていません。

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留学をしたから就活に有利という時代は終了しました。

KOKI KOBAYASHI(同志社大学/ 私立 同志社高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Master of Law, University of Zurich / Maulana and Partners Law Firm / Hague Conference on Private International Law
  • インドネシア・香港・スイス
  • チューリッヒ等
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)・法律・政治・国際関係学

留学をしたから就活に有利という時代は終了しました。 というのも、毎年何万もの人が留学をしているからです。 留学内容、「留学で何をしたのか?」ということが重要になります。 特別なプロジェクトなどの立ち上げなど、何も大きなことを成し遂げる必要はありません。 小さなことからコツコツと。常に行動すれば、きっといい機会に恵まれます。 留学は長くて一年、約8000時間しかありません。 就職を含めた自分探しのために、留学をさらに充実させるために、行動しましょう。

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