真にinternationalになるために
えまちゃん(新潟大学卒業、ソウル大学国際大学院修士課程在学中/ 新潟県立新潟南高校)
- 留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
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- ハニャン大学教育学部英語教育学科及び国際語学院所属
- 韓国
- ソウル
- 留学テーマ・分野:
- 大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉
人と集まるより1人でいるほうが楽だと思いがちな私。友達は多くないほうだ。振り返ってみれば人との「交流」は常に私のchallenge(=課題)であったが、ソウルでの出会いは大学卒業後の進路を決めるうえでも大きな糧となった。 留学後半になり、寮や大学の講義、サークルなどで出会った友達と食事や散策をする機会が自然と増えた。交流という点では、PCを使う目的でよく寮のロビーにいたこと、大学の一般講義を履修したり、サークルに加入したりしたことが功を奏したと思う。私のサークルは国際ボランティア系で、留学生が多く所属していた。language exchangeの他、施設でのボランティアに参加したり、夕食やお酒を楽しみながらメンバーとの交流を図ったりした。新学期にはMT(Membership Training)として郊外の民宿に一泊したことも印象に残っている。韓国の学生の雰囲気を肌で感じるとともに、友人の輪が広がった。多様な国の友人一人ひとりと語り合うのは本当に楽しく、気質の違いから日本人と過ごすより窮屈に感じないこともあり、自分自身が大きく変わったようだった。また、英語を使うことに抵抗がなくなったが、語学力よりむしろ貴重な「友達」の存在、そして何より彼らから学んだことのほうが大きかった。 親しくなった友人の多くは豊富な海外経験を有し、 勤勉で優秀な人々だった。そして、彼らとの出会いはかけがえのないもので、更にハイレベルな環境で学び続けたいという気持ちを後押ししてくれた。多くの日本人学生は日本人同士やアジアの人々の付き合いが多い印象を受けたが、学びを人生経験をより実り多いものにするには、色々な国の人々と互いに歩み寄り学び合うことが必要だ。それこそ留学の醍醐味であり、本当の意味でinternationalになるということだろう。ソウルで得た友人たちは私の宝物だ。
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