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帰国後の進路 127件

コロナ禍留学

田中律羽(東北大学/ 松本深志高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デンマーク工科大学 他
  • デンマーク・ドイツ
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

コロナ禍で全く先が見えない中の留学準備、留学後もインフレや急激な円安で大変なこと続きでしたが、留学したことに一つも後悔はありません。海外の学生をみて刺激を受けるのは勿論なのですが、意外だったのは留学中のトビタテ生や欧州で活躍されている日本人の方々に非常に刺激を受けていることです。こんな人になりたい!という出会いが多くあったこと、そしてそれらをすぐに自分の次の行動に落とし込める今の環境は、今とびだしてきたからこそ得られたものだと思っています。

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オンラインを活用した留学と就活の両立

佐々木 健(東北大学/ 宮城県仙台第二高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ノースカロライナ大学シャーロット校経済学部、あじぷら合同会社
  • インドネシア・アメリカ合衆国
  • シャーロット・ジャカルタ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学3年生の後期から留学を開始すると、就職活動と期間が重複してしまうことがあります。もちろん、留学による留年は就職活動に負の影響を与えず、むしろ好評価されることが多いので、従来は卒業を遅らせて就活を開始する人が大半だったと思います。一方で、「何らかの理由で留年が現実的な選択肢ではなく、就活を優先して留学のチャンスをあきらめざるを得なかった人がいた」のも事実だと思います。私は、この状況・課題がコロナという逆境によってむしろ好転したと考えます。というのは、コロナ禍では就活の選考の一部がオンラインで行われることが多くなり、原理上は留学先でもオンラインで就活し、4年間で大学を卒業することが可能になったからです。確かに、留学中の就活は必然的に留学中の時間を消費してしまったり、必ずしも志望する企業の選考スケジュールと留学計画が一致しないというリスクがあるものの、「従来は就活を優先して留学を諦めざるを得なかった人」が「留学と就活を両立することが可能になった」という側面がコロナ禍の留学にはあると思います。留学と就活の両立は邪道で荒業かもしれませんが、自分自身がそれらを両立してやり遂げた今振り返ると、むしろそれらの両立が両者にとって相互に作用する側面があると思います。例えば、就活の中で自身の進路やなりたい将来像、目的意識を改めて言語化することで留学中の経験をより豊かにしたいと考えるようになったり、留学を通して多様な価値観を持つ人々と触れ合うことで視野が狭まりがちな就活でも多様な観点から自身の進路を検討できるようになると考えます。

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交換留学して4年卒業+大学院進学

日高 大志(筑波大学大学院/ 宮崎県立宮崎大宮高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Al-Akhawayn University in Ifrane(モロッコ)、和心(セネガル)
  • セネガル・モロッコ
  • イフレン・ダカール
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学院に進学し、北西アフリカのイスラーム国家の都市学を専攻した。 その後、開発コンサルタントに就職し、同地域の案件を中心に担当しており、現地出張では土地勘や基礎知識を活かして活躍できている。

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進路を迷ったらとりあえず気になる現地に行く!

コウ(奈良先端科学技術大学院大学/ 北京BISS国際学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 奈良先端科学技術大学院大学・情報科学専攻
  • ドイツ
  • カイザースラウテルン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学でなくても良いのですが、就職先に海外か日本で強く迷っている人は、とりあえず気になっている国に行ってみるのが手っ取り早いと思います。海外の大学では日本と同様に求人募集のポスターがあちらこちらにあります。日本企業の求人をインターネットで見てもらった時にも感じると思いますが、実際に人事の方や現場の人と話すのとネットに書いてあることとのギャップが生じると思います。それは書いている人と話す人が違うのでしょうがないことです。現場の声が正しい仕事環境に関する一次情報だと思うので迷ったら行動に起こすのが手っ取り早いと思います!そのための留学計画をしっかりと考えてトビタテ生に自分がなるメリットを提供するのも大事です。

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インポスター症候群

のぐりん(オックスフォード大学大学院/ 東京都立国立高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オックスフォード大学大学院 地理環境学部 水科学と政策、マネジメントプログラム
  • イギリス
  • オックスフォード
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

私が留学中に最も苦労したのは、「インポスター症候群」といわれる心理状態です。インポスター症候群とは、周りからは高く評価されているにも関わらず、自分自身のことを過小評価してしまう心理状態のことです。日本の謙虚さを美とする価値観を基準に自分自身や周囲を捉えると、欧米・アフリカ・ラテンアメリカ等の学生は業績のアピールが非常に上手いため、インポスター症候群に陥ってしまう恐れがあります。特にオックスフォードの環境では、欧米の学生でさえもこのように感じることが多々あるといいます。私自身今でもインポスター症候群と戦っている最中ではありますが、「こいつ、業績をアピールしているな」と思ったら言葉を額面通り受け取らずにある程度聞き流し、「事実関係を正しく把握する」ことを重要だと思います。添付画像は極端な例ですが、例えば「自動車の運転免許を取得した」を言い換えると、「燃料式車両を操作するスキルと能力を評価する専門的かつ最も栄誉ある試験の受験者のうち、上位5人に選ばれた」というように言い換えることができます。うわべの言葉に惑わされず、本物を見極められるようになりましょう。

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本当に国際関係を学ぶべき?

花奈子(広島大学/ 呉武田学園武田高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • SMAN 1 SIGALUH
  • インドネシア
  • バンジャラネガラ
留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・現地校留学

私は留学前から大学では国際関係学を学びたいと考えていました。 世界で起こっている人権問題や教育格差、宗教に対する差別をなくしたいと考えていたからです。 しかし留学中に様々なことを経験し、上記にあげた問題の根本は全てお金なのでは?と思うように。 そこからは目標の学部を変え、現在は経済学部に所属しています。

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移民、難民の健康を守る国連職員

梶 藍子(Tulane University / 大阪府立高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Tulane University School of Public Health and Tropical Medicine
  • アメリカ合衆国
  • ニューオーリンズ
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

博士課程卒業後は日本の外務省から派遣されるJPO(ジュニアプロフェッショナルオフィサー)として移住に関する問題に取り組む国連機関で働きました。幸いにしてJPO後も正職員として同国連機関で契約していただき、現在に至るまで公衆衛生の専門家として難民、移民の健康問題に関わる仕事に従事しています。留学の経験がなければ現在の仕事にはついていなかったかもしれません。留学を通じて私を支えてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

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留学後の就活について

Naoya(中央大学/ 私立成城高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • リヨン政治学院
  • フランス
  • リヨン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

就職活動は、交換留学からの帰国が6月だったので、2ヶ月間という短い期間で行いました。就職活動のために特別にしたことはなく、エントリーシートや面接では3度の留学経験と経験から学んだことを説明。素の自分を受け入れていただき、商社から内定をいただきました。事前研修や事後研修で社会人と接する機会があり、どういった学生が企業に求められているのかを就活前に知れたことが成功の鍵になったと思います。

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就職活動と留学の両立

かじたに(大阪大学大学院/ 大阪大学)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Arts university Bournemouth, university of the arts London
  • イギリス
留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)

私は休学をせずに、元々は1年間の留学を行う予定でした。 就職活動も留学の時期とかぶっており、どのように乗り切るか思い悩みました。 私が実際に行った方法を以下に記載します。 ①留学に行くまでにインターンシップに参加し、行きたい業界や企業を知っておく。 ②留学中に、オンラインで社員訪問を可能な限り行う。 ③留学に行ったことを就職活動が原因で後悔しないように、就職活動の武器にすること。 就職活動留学の両立は正直難しいです。 何故ならどちらも時間と労力がいるからです。 留学も全力で満喫するべきだし、就職活動妥協するべきものではないと考えています。 なので自分が将来どうしたいか、自己分析を早期に行い 企業研究をできるときに行うこと。 また自分の留学を、経験として強みに変えること。 これらは私の就職活動と留学に両立に非常に役に立ちました。

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