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留学先探し 408件

文化に合わせた指導法

持舘将貴(青森大学/ 私立岐阜済美学院済美高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Boston Rhythmic
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

自分はインターンシップ活動として、1年間新体操ボーイズクラスのコーチとしてやってきました。留学前にコーチをした経験はなく、漠然と自分がどういう風に教えられたかという経験をもとにとりあえず指導してみようと思って最初は取り掛かりました。最初の頃は子供たちも新しい先生がきたぞというような興味深々な気持ちもあり、話しを聞いてくれました。しかし、4回目くらいのクラスになるとふざけ始めたりする子や、練習を簡単に諦めてしまう子が出てきました。そんな状態でも最初は優しく教えるようにしたりしていましたが、段々と毎回毎回特定の子に気を使ったりするのが自分も辛くなり、怒鳴ってしまった時がありました。怒鳴ってようやく話しを聞いてくれる子もいれば、怒鳴られてもういいやと諦めてしまう子がいました。この時社長に、そんな怒鳴ってはダメだよ、もっと楽しませなきゃ。と言われたのですが、自分は日本だったら先生に対してこんなにもリスペクトがなかったり話しを聞かないのはありえないと言い返しました。この時自分は日本のやり方、文化を押し付けていました。社長にここは日本じゃなくてアメリカだよと言われ、自分の指導法を一度見直すことになりました。そして、そもそも敬語が存在しないアメリカでリスペクトを子供に求めるのは確かに違うなと思い、もっとフレンドリーに一緒に体を動かして、練習内容も競争形式を取り入れたりしてやってみたところ、子供たちの自分に対する話しの聞き方が変わり、自分も生徒とともに楽しみながら教えることができるようになりました。こうしてアメリカ文化で育った子供たちに合わせた指導ができたなと達成感と一つ異文化理解ができたと思っています。

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1年を使って留学することはマイナスではない

クリス(東京大学大学院/ 静岡県立浜松西高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • デルフト工科大学3Me学部
  • オランダ
  • デルフト
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学期間を1年にするにあたって,私は卒業年を1年遅らせる必要があり,それで非常に悩みました. しかしながら結果論としてこの選択は正しかったと思っています. 数ヶ月から半年の留学と1年の留学とでは得られるものが違うように思います.(もちろんそれ以上であればもっと得られるものが多いのかもしれません.) 1年使って留学することによるマイナス面よりも,得るもののプラス面の方が多いので気にせず留学に踏み切るべきだと思います.

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焦らず、現地に行ってから探すのもあり

Moe(多摩美術大学/ 田園調布学園高等部)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アールト大学 美術・デザイン・建築学部 美術教育専攻
  • フィンランド
  • ヘルシンキ
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

私はフィンランド科学センターというところでインターンをさせていただけましたが、それが決まったのは11月。8月下旬に留学を開始して何ヶ月か経ってからでした。日本にいる時から積極的にCVを送ったり問い合わせをしたりしていましたが、やはり遠いアジアの国からしがない女子大生が来ると言っても、相手は信用しにくいですよね。結局事前に決めることはできず留学が始まりました。トビタテでは実践活動が必須なので、留学計画が変わってしまうのではないかと不安に感じると思いますが、現地に行けば絶対にどうにかなります!大丈夫です!!現地でできた友人やクラスメイト、教授など、周りの人と仲良くなって相談してみると、案外道はあるものです。むしろ、想定よりも良いこと・ルートが登場する可能性もあります。粘り強く、周りを巻き込みつつ、機会を探してみるのもアリだと思います。

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人脈やコネを最大限活用しよう

モリダイチ(中央大学/ 姫路市立姫路高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 会計事務所・監査法人
  • カナダ
  • モントリオール
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

インターンシップのみの場合、受け入れ先を見つけるのが非常に困難です。大学生の場合、ゼミの教授に頼ったり、留学計画の分野に詳しい教授の授業に参加し、声をかけるなど行動することが大切です。自分のやろうとしていることを広く発信し、人の手を借りましょう。

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とにかく誘いには乗る

KENT(島根大学/ 出雲高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • EF SINGAPORE,Wendy Tour Bali,PADMA RESORT LEGIAN
  • インドネシア・シンガポール
  • シンガポール・バリ島
留学テーマ・分野:
海外インターンシップ

実は当初はシンガポールのホテルでインターンシップをするつもりでしたが、色々ありシンガポールでは不可能となってしまいました。そんなとき助けてくれたのは、たまたま社長に誘われたBBQのメンバーでした。その後そのメンバーの一人が私の上司となる不思議な縁があるものです。笑 社長の口癖は「死ぬ気で遊びも仕事もついてこい!!」でした。とにかく手当たり次第、関わって、参加していくことが大切ですね

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研究室で受け入れてもらうには

けんと(九州大学大学院/ 東明館高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アリゾナ州立大学
  • アメリカ合衆国
  • フェニックス
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

トビタテの実践活動として、アリゾナ州立大学での研究活動を行ったが、受け入れ先の研究室を探すのに大変苦労した。アメリカの大学では、研究室は博士課程の学生が多く、長期間研究室で研究することになる。私は3か月の研究を希望していたため、比較的短期間で成果が出る見込みが少ないと受け取られたのだと思うが、教授のもとを訪問する機会を頂いたが、受け入れに乗り気ではない様子であった。このままあきらめるのは嫌だったので、これまでの研究成果をプレゼンしたり、これから取り組んでいきたいテーマの先行研究等を資料に纏めたりして、やる気と成果を出せる能力があることをアピールした。最終的には、そこまで言うならと受け入れに同意してもらえた。このように、一度断られてもやる気をアピールする手段は多くあると思うので、あきらめずにチャレンジすることの重要性を感じた。

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学生ビザで働く

中村りか(広島市立大学/ 広島井口)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ヨーク大学社会学部
  • イギリス
  • ヨーク
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

Tier4 ビザでは週20時間働くことができます。このビザの条件を考えると、サービス業がほとんどですし、 求人ではなかなかこの手の募集はありません。しかし、仕事先との交渉次第で時間や給与体系、仕事内容は変えてもらうことができます。 私自身、インターナショナルスクールの仕事は応募条件にあてはまりませんでしたが、応募する時点で交渉する事で給与体系と時間、職務内容を変えてもらい、有給で6週間、仕事をする事ができました。 英語のCV、どうしてやりたいのか、何ができるのか、をしっかり話して、交渉すれば、大体はうまくいくと思います。

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困ったらためらわずに聞く

武末江莉(テキサス大学オースティン校/ 西南学院高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • テキサス大学オースティン校 医療工学部
  • アメリカ合衆国
  • オースティン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

大学院生の場合、課題は毎日のようにあります。ここでは研究面と授業履修面について書きます。 <研究に関して> 1年生のころは研究面で何か行き詰るとすぐに担当教員に相談していました。大抵の問題は教員とのディスカッションにより解決できると思います。彼らはその道のプロなので、何か困ったことがあれば、ためらわずに相談すると良いと思います。3年生以降からは、私も専門知識が身についてきたため、小さな問題や課題は自分で論文を検索したり、考えたりすることによって自己解決できるようになりました。私からのアドバイスは、ミーティング中でもためらわずに質問することです。他の生徒はわかっているんだろうなあ、と思うことはありますが、私はためらわずに聞いたため、わからないところを残さず次に進めているのだと思います。 <授業に関して> どんなに英語ができるようになっても、Native speakerでない私は100%聞き取れることはできません。90%わかったところで残り10%に大切な情報が入っていた場合、授業についていけなくなる場合があります。そこで私は、大切なところを聞き逃したなと思うところがあれば、授業後に隣に座っている生徒に聞くようにしています。そうすることによって大切な情報を見逃さずにすみます。また、私はプログラミング等の課題が苦手なため、そのような宿題が出たらすぐにその分野に強そうな友達に連絡を取って助けを求めます。無駄なプライドは捨てましょう。後に苦しむことになります。

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出願と留学準備

M.T(国際基督教大学/ 青森県立青森高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • London School of Economics, MSc International Migration and Public Policy
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

大学院への出願は11月下旬にしましたが、その前後の準備は思いのほか大変でした。大学4年の秋から冬にかけてのスケジュールだったので、卒論と並行して、奨学金の申請書類や、出願のためのエッセイ(志望動機書)を書く必要がありました。まだ修士論文で書きたいことがはっきりと決まっていないかもしれませんが、出願時にある程度考えておくことで、入学後の目標も立てやすくなるかと思います。また、教授の推薦状も2~3通必要になるので、計画的に準備することをお勧めします。イギリスの大学院の場合、1年間で卒業するため、入学後は思ったよりも忙しいです。留学中はアルバイトをするのは難しく、またOB訪問などもしづらいので、資金の確保や就活の方針など、全体的なイメージを持ちながら準備されるとよいかもしれません。

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迷ったら直感を信じる!

あやかめ(慶應義塾大学/ 茗溪学園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • シェフィールド大学 教育学専攻修士課程:言語と教育
  • イギリス
  • シェフィールド
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

海外留学に向けての準備は、決して簡単なものではありません。大学や奨学金のリサーチ、出願書類の作成、並行して複数の大学や奨学金への出願….本当に緻密で大変な作業です。しかも、その過程では、たくさんの迷いが生じると思います。どの国に行こうか、どの大学に出願しようか、奨学金はいくつ出願しようか、何を勉強しに行こうか、どの大学に進学しようかなどなど。悩みは尽きません。でも、迷ったら、まずは直感を信じるのが大事なのではないかなと思います。それはもちろん、論理的に考えずに、感覚的に何でも決めろということではありません。迷ったら、一旦落ち着いて、自分の気持ちとじっくり向き合って、自分が心の底でどの選択肢が自分にとって最善だと感じているのかを考えたうえで、決断していくのがベストなんだと思います。両親や友人など、人に自分の悩みや考えていることを話してみると、自分の頭の中で考えていたことが整理できたり、違う視点からのアドバイスがもらえて、とても役に立ちます!

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